とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
外国人力士
バレーは期待通り韓国に勝ち、オリンピック出場が決まりました。おめでとう!相撲は大詰め。いよいよ琴欧洲、今日にも優勝です。それにしても目立つ外国人力士。そこで、外国人力士の割合を調べてみました。分析魔の血が騒ぎます(笑)。
目立つのはモンゴル勢、いったい何人いるのでしょうか?
答えは32名です。全外国人力士は58名なので、半分以上を占めています。因みに相撲界の全力士は736名なので、日本人は678名で、92㌫で外国人率は8㌫というところ。
全体の数字ではそんなに多くは感じませんが、テレビに写る幕内力士42名の中での外国人は16名で、38㌫と高い。中でもご存じ横綱の外国人率は100㌫、三役で38㌫、平幕で34㌫、十両でも21㌫と、上位になればなるほど高いのです。ですから、イメージとすると外国勢に乗っ取られた感が強いのです。しかし、幕下以下になるとぐっと少なくなり、78名の力士がいる序ノ口ではゼロ、268名の序二段では2名という状態。これは、はじめから幕下付け出しなどで入ってくるのか、入っても強くてすぐ上がるのか、一時の外国人ブームに陰りがみられるのか・・・・詳細は良くわかりません。
外国人力士を国籍別に見てみると、
1.モンゴル ・・・ 32名
2.ロシア ・・・ 6名
3.中国 ・・・ 5名
4.グルジア、ブラジル ・・・ 各3名
5.韓国、ハンガリー ・・・ 各2名
6.ブルガリア、エストニア、カザフスタン、トンガ、ハンガリー、チェコスロバキア ・・・ 各1名
以上、延べ12ヶ国、58人の力士です。
モンゴル勢が圧倒的ですが、テレビに映る中入り後の幕の内力士42名のうち、外国人力士が16名。そのうちモンゴル人は8名で半分を占めます。十両以下もモンゴル人は24名います。これからも上に上がる可能性があります。モンゴル人の率が極めて高い相撲界なのですね。
以前のハワイ、オセアニア、アフリカ、中南米、といったところは皆無になって来ているようです。反面、ヨーロッパ人も多くなってきました。今場所、琴欧洲が優勝すると、史上初のアジア・オセアニア地区以外の優勝力士の誕生かも知れません。
ただ不思議なのは、日本を除けば、なぜ先進諸国の力士がいないのでしょうか。
ところで、外国人力士が増えたことで心配なのは良き日本の文化です。勝っても口数少なく淡々と・・・、これは負けた力士への配慮だそうですが、最近は変わってきました。テレビの番組づくり的には、高見盛のようなパフォーマンスも大切なことかも知れませんが、闘志をむき出しにして睨め付けるようなこと、勝って得意げな傲慢な態度は、かつては見られなかったはずです。白鵬も最近、睨め付ける場面が目に付きます。過去の名力士は秘めた闘志が光ったものです。さも、「燃えているんだぞ!」と言わんばかりのパフォーマンスは、ボクシングの亀田の方向ですね。これも魅力と言えばそうなのですが、相撲文化は逆だったように思います。このような傾向が、外国人率が高くなった影響だとすれば残念なことです。
しかし、白鵬を破って自然に見せた琴欧洲のホットした笑顔は清々しかった。優勝ではどんな姿を見せてくれるか楽しみだ。国籍は違っても、真のスポーツマンシップは不変だと信じたい。人間性の問題なのかも知れない。
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本当に外国人力士が目立ちますよね。
メジャーリーグで日本人が活躍することに喜んでいる場合ではない、
と真剣に思うことがあります。
日本人のハングリー精神はどこへ行ってしまったのでしょう。
豊かさと引き換えに失ってしまったような気がします。
と言いながら、もちろん応援するのは琴欧洲!
ぜひ横綱をめざして引き続き頑張ってほしいものです。
それにしても、琴欧洲の爽やかな優勝、何となく睨み合いの戦闘モード色の強い最近の相撲界の傾向に、ホッとする癒し感をいただいたような気がします。是非、この強さを維持してほしいですね。
森田選手の情報も、いつも有り難うございます。