３月の花

花が咲きそろってきました。暑さ寒さも彼岸までといいますが、ここのところ寒い日が続きます。風も強かったり雨も降ったりで安定しません。ところが、いつのまにか境内の花々は咲きそろってきています。永平寺の禅師様がおっしゃられるように「自然はえらいのぉ、きちんと咲く時期を覚えておる」のです。

冒頭は、葉の出る前に花をつけるミツバツツジの類の「ゲンカイツツジ」。同様に花が直に咲く類としては、ソメイヨシノ系の桜、コブシ・モクレンなどがありますが、当寺の庭では、この花が初めに咲き出しますので、インパクトが強いです。
ミツマタは、今がきれいな時ですが、早くから形はできていますので、少しツツジとは違った落ち着きを感じます。

チンチョウゲは、今が匂いが最盛期です。
いい香りの中でシャッターを撮っています。届いていますでしょうか。（笑）

椿も種類ごとに時期をずらしながら、咲き競っています。
　
レンギョウは淡い緑の葉の中に可憐に咲き出しています。

　　
プランターのパンジーたちもいよいよ、本領発揮の季節です。寒い中、よく耐えてきてくれました。これらを管理する「Ｔ寺グリーンプラン・ＴＧＰ」のメンバーの人達が、最も力を入れているムスカリの花が、ラッパ水仙とともに咲き出しました。４月８日の花まつり向けなのです。