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たそがれ清兵衛のロケ地

藤沢周平原作の映画「たそがれ清兵衛」は、庄内地区を中心にロケが行われました。

湯田川温泉にある由豆佐賣神社では、お祭りのロケが行われたとのことで、参道入り口には、記念のエキストラの写真入りパネルが掲示されています。
 

鶴岡市内でのロケ撮影は、平成14年に以下のとおり3回行われ、山田洋次監督をはじめ、主人公「井口清兵衛」役の真田広之さん、宮沢りえさん、丹波哲郎さん、岸惠子さん、大杉漣さん、吹越満さん、神戸浩さんが鶴岡を訪れて、各々のシーンに出演されたとのことです。

また、毎回60~80名のスタッフも随行したほか、地元のエキストラとして、藤沢周平さんに縁のある湯田川地区の方々や湯田川神楽保存会のメンバーを始め、庄内ロケ支援実行委員会構成団体などから、総勢110名ほどが出演されたとのことです。

鶴岡ロケ概要
撮影時期 シーン 撮影場所
3月20日~26日 葬列シーン 清水(羽黒地区)
ラストシーン 中台(羽黒地区)、田代(櫛引地区)、松根「松根庵」(櫛引地区)
若菜摘みシーン 松根(櫛引地区)
4月20日~21日 お祭りシーン 湯田川温泉「由豆佐売神社」
5月28日~29日 川シーン 赤川(赤川市民ゴルフ場沖の中洲)
柴刈りシーン 清水(羽黒地区)

ラストシーンの松根庵様でこの度、巡回のご縁をいただきました。住職様よりこのロケの様子を伺いました。
山田監督は、とことんまで自然にこだわり、辛抱強く待つのだそうです。そして、月山の神社にお願いの参拝の後、願ってもない想定した天候となったようです。
        
その場所はここですよ・・・と、教えていただきました。電線のない山を背景にしたこの自然石の墓石の風景を、監督はとても気に入られたようです。

私は映画は見ていませんが、この場面がどう撮られているのか見てみたいです。
この後、山田監督は、同じく藤沢周平原作の映画「隠し剣、鬼の爪」で再びこの寺でロケを行い、高島礼子さんなど俳優さんや山田監督などスタッフのプロ意識の高さに感銘を受けたことを伺いました。
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