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ネット坐禅会・その12…コロナ時代の生活スタイル

緊急事態宣言が延長され、いよいよ戸惑いも増し、本腰で将来にむけての在り方を見直す時が迫ってきました。政府からの発信でも、コロナ時代の生活スタイルの模索が求められていますが、具体的には先が見えていません。
先を見据えてどう生きていけばいいのか、それぞれの立場でも意見が分かれるところだと思います。

このコロナ危機は、今後の人類の生き方の見直しの良い機会かも知れません。

例えとして、舵取りが難しい事例をあげると、

核開発と人類の安全  エネルギーと環境保全  過疎化と経済成長

過密活性化と感染汚染  発達快適と安全安らぎ  利益追求と生命の保全

などが浮かびますが、他にもいろいろとあると思います。今回のコロナもそれぞれの立場の折り合うところでの決断が、国家、地方、団体、地域、家庭、個人の中でなされている訳ですが、正解は難しいところです。科学的にはどうか、経済面ではどうなのか、では当面の政治的決断は?・・・と、気になるところです。これらをふまえて、次世代の幸せにつながる道への模索が必要かと思います。コロナで言えば3密プラスで、人々の共有の心の持ち方、生活スタイルの見直しが問われているのだと思います。私たち宗教家からの発信が必要なのかも知れません。

私は、共通の視点として、次の項目が大切だと思っています。

1.目先の利益よりも、将来の安全と結果的な利益。そのための現在のリスクを分かち合う。(縁起)

2.すべてつながりあっていると認識し、自己の利益よりも、見える共栄の行動を取る。(同事)

3.何があっても可笑しくない現実と捉え、冷静に智慧を模索する。(無常・智慧)

4.こうでなければならないという固定観念を捨てて、柔軟に智慧で乗り切る。(無我・智慧)

5.優しさは、人から勇気と自信をいただき、人に感動と希望をあたえる。(慈悲)

 

 

 

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