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長谷寺参拝その2

長谷寺の境内の様子を追加してお知らせします。写真は観音様を安置する本堂を上部裏側から撮ったものです。観音様に合わせて設計されているために、変則的な形をしているのだそうです。
この本堂は、徳川家光公の寄進によって建立されたもので、堂内には、徳川家歴代将軍の位牌が安置されています。

 
本堂の左上に上ったところに弘法大師を祀った御影堂・みえいどうがあります。近年に再建されたものですが、釘を使わない見事な木造建築で、数百年後の国宝を目指しているのだそうです。横にある石碑には大師像が彫られていて、静かな雰囲気を漂わせてくれています。
        
山沿いの遊歩道を歩いて行くと、かつてこの寺で修行していて亡くなられたという僧のおびただしい墓石が並んでいました。壮大、そのものです。

木々の中を見え隠れしながら、一段と目を引くのが五重の塔で、隣には、明治期に雷で消失したという三重の塔跡が並んでいます。
 
この日は、かなり寒かったのですが、梅は小さめの花をつけていました。
 
ある梅には、こんな札がありました。
 

古い歴史ある霊山であることをいたる所で実感しました。「源氏物語」にも登場するというのですから驚きです。

※「枕草子」、「源氏物語」、「更級日記」など多くの古典文学にも登場する。中でも「源氏物語」にある玉鬘(たまかずら)の巻のエピソード中に登場する二本(ふたもと)の杉は現在も境内に残っている。(ウィキペディア フリー百科事典)

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コメント
 
 
 
ありがとうございます (小川亮昌)
2009-03-04 21:39:44
先日はお忙しい中、センターの研修に参加されお疲れさまでした。各宗本山巡り研修ですから、長谷寺にお参りされたことは奇特な事でございます。
京都からとか、京都の夜だけとかの方も何人かいましたが、参加しないよりは有り難いですが・・・・

写真拝借については、小生のブログ内に関水さんのお名前とブログをリンク出来るようにしておきました。
 
 
 
→小川先生 (tera)
2009-03-05 10:35:01
お世話になりました。途中で失礼いたしました。
改めてご本山の尊さを感じさせていただきました。ゆっくりと拝観できて良かったです。

京都のミステリーのことも、情報をお聞きすると良かったようですね。雪の京、東寺の秘仏、サントリーの試飲(笑)・・・。う~無念です。

写真、あまり出来はよくありませんが、自由にお使い下さい。
 
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