とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
長谷寺参拝その3
長谷寺の中枢機能を持つ建物が「本坊」です。写真は本坊の大広間、数百畳の空間は、様々な法要や研修に使用されるそうです。法式や声明などを習熟する事相と教義の奥義を窮める教相の根本道場となっているそうです。
ここに祀られている仏様が阿弥陀如来です。
両側には、同宗派の僧侶で絵師による見事な山水画の襖絵が収められています。(絵師は、後藤純男師であることをセンターの小川師よりお教えいただきました)
別の部屋では、お茶の展待も受け、財務関係を司る執事様のお話をお聞きしました。
お忙しい合間にも、私たちの参拝団に手厚くおもてなしいただきました。玄関にわざわざ見送りに出ていただきました。有り難うございました。ふと、足下を見ると、境内の旬の花が、さりげなく活けてありました。
伝統ある古寺の門前もまた、風情があります。
奈良県の定番の奈良漬。そして、手作りよもぎ餅。これで作った「おやき」は名物です。
この度の旅は、仏教情報センターの本山参拝研修の一環で行われ、各宗派の住職方、事務局の方々が参加され、この長谷寺の後、京都に出て、事前に訪問地を知らせない「ミステリーツァー」だったのです。実は、京都好きの私としては、この京都ツアーも魅力であったのです。
ところが・・・、先約の仕事のため、私だけ京都駅からトンボ帰り。後ろ髪がひかれる思いでしたが(引かれるほどありませんが(笑))。
せっかくの関西。やはりせめて美味しい食のいくつかは・・・食べないと収まりません。長谷寺の門前、田中屋さんで食べた「にゅうめん」(温かいそうめん)やゴマ豆腐は絶品でした。
定番の食の報告が出たところで、長谷寺レポートの完とします。
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本坊の山水画は後藤純男さん(下記HPに略歴あり)
の作品です。 ↓
http://www.gotosumiomuseum.com/index.html
さて、今年の同安居会、通知がありましたが、如何なさいます~う。
拙衲としては、参加の方向で検討したいのですが?
月末には同県の先輩A・B師の結制が予定に入っていますし、周りの顰蹙をかいそうでもあり・・・。
京都は残念でしたねぇ。拙衲15日には法事で出向します。翌月曜日は、どこかへ廻りたいと思っております。
×配当
○拝登
安居会ですが、ちょうどその日に盛岡で依頼された仕事もあり、夜から合流しようかと思っています。
A・B師の件は秋ではないのですね?
すると、秋はまた出やすいということですね(笑)。
今日、二人出席の旨、FAXしました。