とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
秋田県北部訪問⑤歴史・文化
写真は秋田藩藩主佐竹家の菩提寺天徳寺山門です。
佐竹家は、関ヶ原の戦いで西軍に付いたため、外様大名として茨城県常陸太田から秋田に領土替えとなりました。
また、戊辰戦争では官軍に付き、幕府軍と戦いました。あくまでも反徳川の色彩が強いのですが、治世にすぐれ、藩民の厚い信頼を受けたと言われています。
それは、茨城の地でも同じで、いまだに茨城では佐竹家に対する思い入れは強いとのことです。私は数年前に茨城を訪れましたので実感しています。
これは、居城の久保田城です。現在、秋田の中心地に広大な公園として、市民の憩いの場となっています。当時から天守閣は作らず、藩政の執務用建物が建っていたようです。
各地には、前回までに紹介したお祭りの文化のほか、様々な文化が根付いています。その中心は、寺院と神社かも知れません。
寺院の入口は、雪対策で二重の囲いが施されています。
各所には、道祖神や祠が点在しています。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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広くて綺麗で静かで、見どころ豊かで大好きです。
秋田藩佐竹家の資料館も、毎回入ってしまうほど。
天徳寺さんはまた別の場所なのですよね?
曹洞宗と言うことも存じませんでした。
懐かしいです。
また秋田へ行きたくなりました。
余談ですが、秋田犬=あきたいぬと呼ぶのが普通だと思っておりました。
秋田の地が「久保田」と呼ばれていたことも知りませんでした。だから久保田城なんですね。この城は藩政の中心として重要な役割の地であることがわかりました。千秋公園はその土地がそのまま残っているのですね。資料館のボランティアの方に丁寧にご案内いただきました。
天徳寺さんは別の山あいのところにあります。広大で立派です。隣に曹洞宗の秋田県宗務所「禅センター」があります。
秋田犬は、「あきたいぬ」と発音するのですね。有難うございました。