梨の花

梨の花です。白い可憐な花です。

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　当寺檀家さんの梨園

当寺周辺は、近年に梨の品種改良が進み、横浜の梨「ハマなし」としてブランド化しつつあります。新水・豊水・幸水という三水と呼ばれる品種を中心にして生産されています。みずみずしくて、しかも歯ごたえがしっかりしていて甘いのです。さらにブランド化の理由は、現地販売に徹していることです。新鮮な直売にこだわって市場に出ないことが希少価値を生んでいるようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ただし、生産の苦労は並大抵では無いようです。特に受粉期とか、実が育つ頃、収穫直前などのデリケートな時期は、天候が大きく影響するだけに大変です。
　花の咲くこの季節には、受粉の関門があります。自家受粉ではないので、虫や人工で行う必要があります。以前はこの辺りではミツバチに頼るところがありましたが、他に影響を及ぼすなど管理が大変であったようで、現在は人手に頼るか、自然に任すかしているそうです。意外と自然の虫たち、頼りになるらしいです。自然界、持ちつ持たれつなのですね。

梨の花の解体というページがありましたので紹介します。