とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
出張坐禅会
あるバザーの会場で招かれて、坐禅会を行いました。名付けて出張坐禅会です。
造園業を営むところで、植木市や趣味の会の展示、音楽イベント、バザーなどの催しの一環として、数年前から、この出張坐禅を依頼され、手探りで試みてきました。
竹トンボ体験
はじめは、果たして希望者はいるのか、どんなことになるのか不安でしたが、興味を持ってくださる人も多くて、手応えを感じています。
坐禅会というと、禅寺の門をくぐるだけでかなり敷居が高い関門となるはず。都市部で開かれる禅のつどい、カルチャー講座も出掛ける熱意が要求されます。そのような入り口の深淵さを保つことも意義あることと思いますが、フラリと通りがかって、何となく興味を持っていた坐禅に衝動体験する、そんな機会があってもいいかと思っています。
そして、注目すべきは、今回の参加者の半数は前回までのリピーターだったのです。さらには、これがきっかけで、本格的な参禅会に興味を持つ方もいられます。また、この場で紹介した般若心経講座や写経講座に参加される方も出るというように、禅縁や仏縁をつくるきっかけとなれるところが良いのではないかと思っています。
この出張坐禅会の内容ですが、現在はスペースの関係もあって椅子坐禅にしています。
敷地内の建物の一室で、
①調身(背筋を伸ばし、正しい姿勢をとる)
②調息(ゆっくりと息を整える)
と、オリエンテーションをしたあと、15分間の坐禅。
③抹茶をいただきながら、調心(坐禅の心)についての講話を30分というもの。
坐禅の心としては、緊張した身体や心、苛立つ感情やストレスを、しばし休息して、本来のニュートラルな自己を発見すること・・・などをお話ししました。
そして、その後、外のテントで、仏事・一般相談のコーナーを設けていただきました。
墓地の継承問題や、テレビで聞いた霊能者のいうことはほんとうかなどと様々。
一般者が禅や仏教、宗教・哲学、ひいてはスピリチュアルな分野への関心・疑問が多い割には、気軽にふれあう場面が少ないからなのでしょうか、出張坐禅会、確かな「手応え」がありました。
会場で人気だった 花みずき・時計草
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すごいビックリです!
私、花が大好きで、植物全般好きなんですけど、
こんな花は初めて見ました!!!!!
名前を見て、納得ですね。
時計にそっくりです~ヽ(゜◇゜ )ノ