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オリンピック終盤

しばらくご無沙汰しました。忙しい真夏のシーズンが終わり、めっきりすずしい風を感ずるようになりました。オリンピックも終盤です。

北京オリンピックでは、思わぬ不振や予想外の結果もありますが、それぞれに熱戦が繰り広げられ、いくつもの感動を与えてくれています。

時期によって感動の優先順位は変わって行きますが、何といっても今は女子ソフトボールの金メダルですね。北島選手の二つの金メダルの感動を書き換えてしまった感があります。

それにしても上野選手の三連投は見応えがありました。筋書きのないドラマと言いますが、ほんとうはオリンピックの神がシナリオを書いていたのではないかと思われる節が沢山あります。
オーストラリアとの敗者復活兼3位決定戦では、延長タイブレーク11回には勝ち越しされながらも、その裏に敗戦ギリギリのところでショートへの小フライを一度はグラブに当てられながら落球して命拾いしたこともありました。
アメリカとの決勝戦もそうでした。ハラハラドキドキさせられながらも、いつも上野選手の気迫の投球に支えられての金メダルでした。
「勝とうという気力の強いものが勝つ」という上野選手のコメント通り、気迫の違いを見抜いたオリンピックの神の会心のシナリオだったのかも知れません。

決勝戦で、勝ち越しのホームベースを合掌をしながら踏んだ選手がいました。感謝と報恩の祈りを表すという合掌、緊迫した決勝戦の一幕でホッとする場面でもありました。オリンピックの神への感謝であったのでしょうか。

オリンピックは、普段あまり目にすることのない競技がクローズアップされる場でもあります。フェンシング、クレー射撃、馬術・・・。ソフトのタイブレークも緊迫感があります。ソフトボールのスリリングさと面白さを演出しています。競技の特色を色濃く反映したルールや運営方法は奥が深くて楽しいです。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
あっという間に (某子)
2008-08-25 19:18:41
気がつけば、あっという間に終わってしまいましたね。
おっしゃる通り、普段ほとんど目にすることがない競技を見ることができて
いろいろ発見がありました。
筆頭はフェンシング。宇宙人のような格好にまずびっくり。
今回脚光を浴びたことで競技人口が増えるかもしれませんね。
ホッケーも新鮮でした。

また、日本人選手の活躍ぶりと不甲斐なさも両方見えました。
が、みんなそれぞれ頑張った!と思いたいです。
勝利への執念、ハングリー精神の有無が
結果となって表れたと思ったりもしますが。

さて、今度はワールドカップサッカーの最終予選が心配ですね・・・。
 
 
 
→某子さん (tera)
2008-08-27 22:16:28
インドでごらんになったんですよね。うらやましいです。

テニスも残念でしたね。プロ選手としてはツァーの合間での大会は大変なことでもあると思います。

さて、サッカーはおっしゃるとおり心配です。年代は違いますが、オリンピックでもふがいなさだけが目立ちました。全体にレベルが落ちているのではないでしょうか。舞台にさえ登れないという懸念、強いですね。
 
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