昨日9月25日に日体大の記録会が行われ、各校、夏合宿の成果が試されました。
駒大の選手の活躍がみられました。
とにかくトラックでのスピード力は目覚ましいものがある今季の駒沢です。
調子が気になっていた上野選手が、5000m13分46秒で出場組の1位に入りました。当人のコメントでも、大学のレースで初めての1位で嬉しかったそうです。自信につながることでしょう。
さらには、4年のキャプテン井上選手が13分58秒の自己新を出し、これで13分台の選手が10人となりました。1年の中村選手もいよいよ頭角を現し、13分55秒と好調です。
ここで駒大生のベスト記録13分台を整理してみますと、
①由布(2年)13’42” 28’02”
②上野(3年)13’46” 28’42”
③村山(1年)13’47” 28’23”
④窪田(2年)13’49” 28’23”
⑤攪上(3年)13’50” 28’03”
⑥中村(1年)13’50”高校時記録、昨日の記録会13’55”
⑦久我(3年)13’51” 28’32”
⑧千葉(3年)13’51”
⑨大谷(1年)13’58”高校時記録
⑩井上(4年)13’58”昨日の記録会
ということになります。そのうち、赤字は1万m28分台の選手で6名です。今季の学生1万m記録のベスト10人に駒大生が半数を占めていることになります。トラックではダントツということになります。
さて、出雲のメンバーですが、上野は確実ですね。そうなると28分台の選手の6名かと思われます。ただし、箱根を見据えると中村を使いたいところ。さて、誰と交代するのか?難しいですね。
ところで、このベスト10名は、あくまで短距離の出雲対策の想定布陣といえます。全日本・箱根をこのまま上から8人、10人という訳には行きません。距離が長くなるからです。ハーフマラソンのタイムでは、井上は駒大生の中では二番目ですし、ここに入って来ていない後藤田(3年)・高瀬(4年)・岡本(4年)・湯地(2年)・郡司(4年)・手塚(3年)・西澤(3年)などは、ハーフのベスト10人に入ってくるようなロード向きの選手なのです。
ですから、次の全日本からは、また新たなエントリー想定図が展開されるのでしょう。選手のみなさん、夢に向かってあきらめないで頑張ってください。