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バレーを10倍楽しく!!

 サーブ権で得点が入るかつての6人制近代バレーは、アタックの戦術・技術の向上で、サイドアウトが多く、男子と同様に女子もラリーが少なくなり、時間もかかり過ぎて面白さが半減しました。そのため、ラリーポイント制を導入したり、守備のスペシャリストのリベロというポジションを作って、拾うバレーの面白さを育ててきました。

 そんな中で、日本のバレーの特徴は、サーブで崩してラリーに持ち込み、拾いまくって得点につなぐバレーを展開しています。キーとなる選手は、
竹下菅山

 竹下は現代バレーの常識を破る160センチ以下の身長でありながら、トップレベルのセッターを長年維持しています。低いが故の多彩なトスの供給もできる利点を持ちます。そして、菅山とともに拾うバレーに徹した俊敏な動きも魅力です。


 リベロ菅山は、レシーブ率(第一段でセッターがオーバーパスできる位置に返す率)で、今回の出場国の選手の中で第一位をキープしています。レシーブの位置を相手のアタッカーのデータに基づいて、変化させているのです。コーチ陣によるデータ戦の妙味です。この動きに注目。

 さらなる見所は、サーブ交替ごとのポジション変化です。ポジションは、サーブでボールが離れる瞬間の位置取りで、離れてからは、サーブレシーバー以外はそけぞれの持ち場のポジションに移動するので、どのシフトだったのかが判りにくいですが、前衛か後衛にいるかでかなり違います。
 リベロの菅山は、荒木と杉山が後衛に来た時に、そのポジションに入ります。ただしサーブは打てません。つまり、ふたりがサーブの時だけは、菅山はコートにいません。相手のサーブになると再びもどるのです。その辺も微妙に面白みがあります。
 竹下が前衛にいる時は、背の高いブロッカーは二人ですので、ハラハラする場面です。この時、竹下も必死にジャンプしてブロックに跳ぶことがありますが、感動ものです。

 昨日は、かなり善戦はしたものの、高さの差はかなりの大きさでしたね。どう立て直すか、このあたりも見所ですね。

 私流のこだわりで、残る試合、シフトメモを片手にテレビ観戦してみたいと思います。ガンバレ日本。。。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
メール届きました~ (白玉)
2006-11-10 16:51:45
今度こそ、メール届きました。ありがとうございます。
 
 
 
→白玉さん (tera)
2006-11-10 20:14:38
良かったです。失礼しました。
 
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