鎌倉国宝館

鎌倉国宝館開館８０年記念展示に行ってきました。写真は鶴岡八幡様の石段から見た舞殿。

現在、舞殿（靜御前が義経のために舞ったといわれる）では、結婚式にこの舞台を提供しています。大人気なのだそうです。大勢の観光客に祝福される式も華やかでいいですね。
　

平日ですが、鎌倉は参詣、散策の人でいっぱいです。私たちの団体（郷土の歴史を知る会）も、この度の国宝館展示物を観ることと併せて、周辺の散策を行いました。
　　

国宝館は、関東大震災により、鎌倉周辺の貴重な文化財が損失してしまったのを教訓に、しっかりとした保存管理を目的に昭和３年に出来ました。多くの文化財を守ってきましたが、各所蔵者においての管理体制が整うにつれて、もとの場所に戻っていきました。この度の記念事業のために、これらのほとんどを出展いただき、国宝１０、重要文化財６５、その他、県や鎌倉の文化財が勢揃いした千載一遇の展覧会です。
１１月２４日までです。是非、ごらんください。

（教区のみなさんへ）Ｊ寺様の鎌倉期のご本尊、十一面観音様立像が出展されています。すばらしいですよ。

この国宝館の他、八幡様脇に建立された「道元禅師鎌倉御行化記念碑」も訪れました。バスの駐車場前でもあり、観光ルートの好位置ということもあって、これから著名な観光スポットになると思います。全国の道元ファンのみなさん、是非お訪ねください。
　　　顕彰碑「只管打坐」の文字
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講師「有馬純律先生」

　　　　　　　　
帰りは江ノ電にて、江ノ島経由で帰りました。晩秋の海は穏やかでした。