TGP秋の活動

盆月が終わり、秋の訪れとともに彼岸がやってきます。夏の疲れにいつまでも浸っている訳には行きません。秋の活動の始動です。写真は、当寺が誇る？ＴＧＰの活動風景です。

このＴＧＰ（Ｔ寺・グリーン・プラン）、全国区となって知られるようになったのです。
　　　　　　　　　

　実は、「ＳＯＴＯ禅インターナショナル」という組織の１５周記念誌の『寺院運営ガイド』で紹介していただいたのです。
　事務局のＫ師にお世話になり、原稿を投稿していたのですが、立派な冊子になっていることに気づかないでいましたら、全国の布教師仲間の数人から、「面白いことやってるねー」「ティージーピーって名がいいね」などと声をかけられ、びっくりしました。

　ところで、秋一番の仕事は、紅葉の木の植え替え。この時期の植え替えは常識外のようですが、どうしてもこの位置に、老朽化した灯籠を新しく据え替えることになったための作業です。

　　　　　　　　　
　およそ半日かかっての植え替え。大変でしたが達成感がありました。お寺にとっては、経費節減の貢献です。私は、途中に、法事の仕事があって、手伝ったり抜けたりしましたが、やはり、住職が共に活動に参画することにも意義があると思っています。というよりは、決してこのようなことが嫌いではないからなのでしょう(笑)。
　　　　　　　　　　　

　このチーム、近隣でも頼りにされていて、先日は、ご近所の庭からボケの木、しだれ桃などを移植しました。植木の手入れを趣味にしていたご主人が亡くなられ、困っていることを聞いたメンバーの口添えです。あまり植木屋さんの仕事のじゃまをしてもいけないのですが、緑を守る草の根運動にはなるかなと思っています。何よりも、お手伝いする充実感があるようです。