とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
熊野仏蹟参拝①紀三井寺
仏蹟参拝の旅から帰着しました。帰ると三日間分の仕事雑用が待っていて、更新が遅くなりました。
旅は晴天に恵まれ、有意義に過ごして来ました。流石に世界遺産登録の熊野の山々は、信仰の山に相応しく、古い歴史と信仰の息吹を充分に感じさせてくれます。
今回の旅は、市の仏教会の行事で、超宗派の寺院の檀信徒の皆さんと引率する住職さん方の一団です。私は会の機関誌(会報)をつくる担当なので、写真記録係という訳です。団体の中では最も若手かも知れません。それでも今回の各所の階段はかなりきつかったです。西国の札所巡りは大変ですねぇ。
訪問地--紀三井寺・道成寺・白浜温泉(千畳敷・三段壁)
熊野古道(牛馬童子道)・那智滝
熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社
青岸渡寺・補陀洛山寺
赤字は世界遺産登録の各所です。
しばらくご報告して参ります。ライブ報告の箇所は、追加書き込みを致します。
紀三井寺(きみいでら)
冒頭の写真は紀三井寺です。いきなり階段がキツイのです。231段が急に真っ直ぐに伸びているのです。
この階段は「血縁坂」と呼ばれ、江戸時代の豪商紀伊国屋文左衛門がこの坂で、近くの神社の娘、かよさんの草履の鼻緒が切れて困っているところを助けたのが縁で、大出世につながった坂だそうです。好きな人とこの坂を上ると願いが成就する良縁成就の坂としても有名だそうな・・・。想いを秘めた方がいらっしゃる諸氏は、是非お試しあれ。
参道の途中に、「不許葷肉入山門内」の石標があります。「葷(臭いの強い野菜、ニラ・にんにくなど)肉が山門内に入ることを許さない、という意味で、めずらしいのは、酒ではなくて肉となっているところですね。しめしめとばかりに酒びんを持って上った、僧侶の方も大勢いたのでしょうね。同業の方、必見ですぞ・・・(笑)。
この寺の副住職さまからお話を聞きました。このように、どこのお寺でも、手厚く私達を迎えてくださいました。
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お疲れのことでしょう。
思いがけず、ある方からアクセス、並びに嬉しいコメントをいただきました。teraさまもよくご存知の方かと思います。
今度お話しますね!
ぜひ旅行のみやげ話も聞かせてください!
ずらりと熊野の王道?を巡っていらっしゃったんですね。
いいな~。
お寺や神社に行ったとき、階段が多いところ、結構ありますよね。それも、段差が普通より激しくてキツかったりして。みなさんは大丈夫でしたか。でも、しっかりその階段を登って、teraさんをはじめみなさん、きっと大出世が待っているでしょう!
次のレポートも楽しみにしています。
コメントをたくさん有難うございます。
アクセス&コメントどなたでしょうね。情報交換またしましょう。
→某子さん
はい、帰ってまいりました。携帯からもコメント読ませていただきました。有難うございました。
確かに世界遺産指定箇所は一応どこかしら見てきましたので、王道ってことかも知れませんね。ちょっと嬉しいかも。
それから、階段はかなりキツかったです。でも、60才~80才の人達が元気良く登るので、弱音は吐けません。大出世、大いに期待しています(笑)。