トシダナルホの余談の時間♪

イラストレータートシダナルホのお仕事紹介と戯れ言

ナショナル

2008-07-14 | インポート
あー!今日も暑い。
アイスが無くちゃ生きて行けねえ!

アイスと言えば、甘い。
甘いと言えばケーキ。という事で今日はケーキのお話。



先日、お友達と中央線の西荻窪を散策してきたのですが、
「豆千代」さん等、アンティーク着物屋や小物屋をヤンヤヤンヤとひやかして、
ちょっとくたびれたので、一杯お茶をいただく事に。

お茶をいただいたのは老舗の「こけしや」さん。
杉並または環八付近にお住まいの方は関東バスの
「お土産はこけしやにしてね。お父さん。」(うろ覚え)の文句で
お馴染みでしょう。

私が注文したのは「紫芋のモンブラン」。友達は「ナショナル」というケーキ。


たまにご飯屋さんでも喫茶店でも名前だけではどんな代物なのか
皆目検討のつかないモノがメニューに載ってますね。

ワタクシ。そういう謎の代物はどんなものか知りたい!でも嫌いだとヤだ!
だから、友達に頼ませる。という癖がちょっとだけあるかもしれない。
ごめんなさい。

でもでも、「ナショナル」は素敵に美味しそうなアップルパイでした。
ここでお値段クイズ!下のケーキは各々いくらでしょう?







答:
左の「紫芋のモンブラン」が315円。
右の「ナショナル」は170円也。

謎の価格差にビックリ!
見た目もお味も大差ないというか、「ナショナル」の方が私には
美味しかった。

「ナショナル一口ちょーだい。」「ナショナル美味しい。」
「ナショナル洋酒が効いてて大人味!」「私もナショナル頼めば良かったー。」
とすっかりナショナルに魅せられてしまったのでした。

そして、その安さの秘密は名前にありました。
お会計の際にお店のおやじさんに「なんでこのケーキはナショナルという名前なんですか?」
と聞いたところ、
色々なケーキを作る際に切り落として中途半端になった
スポンジやカステラを洋酒で固めて、上に甘く煮たリンゴとパイ生地を
乗せたものなので、小さなカケラが寄り集まって一つの国家のように
一つのケーキになっているから。というような事をおっしゃってました。
(注:少し私により脚色されています。)

あらあらまあまあ、なんとも小さくて甘くて美味しいお国だこと!