昨日の失敗を反省して、本時は「シンプル」に行うことを目指した。
教師としては、あれもこれも理解してほしいと思う。
しかし、子どものレベルはそこまで成長していない。
まずは、子供たちが満足できることが授業の大切な部分だと思う。
そのためには、あれもこれも欲張らない。
子供たちの作った課題を「本文中の言葉から解決する支援をする」にシンプルに徹した。
まず、本時の目当てについて明確にしておく。
あやふやだと、それぞれが違う土俵で相撲をとることになり、話題がかみ合わない。
「にっこり」を調べると、「うれしい」の意味が出てくる。
そこで、本時の本当の目当ては「なぜうれしいのか」と具体的に変わった。
次に、それぞれが本時の目当ての予想をたてる。
かならず根拠となる言葉を探しておく。
それをみんなで出し合い、同じものはまとめて3~4つに絞っていく。
本時では4つにしぼられ、多数決で「4」が選ばれた。
まず、この「4」が合っているかどうかを考えていく。
「4の根拠」になる段落を探す。
33段落を探すことになる。
文を細かく切り、どの言葉が根拠になるのかを探す。
すると「考えていた」について学ぼうと言うことになった。
考えるってどういうことか調べる。
ということは、「作戦が上手くいくとはまだ思っていないのではないか。」
「そうだとすると、この時点では、まだ嬉しくはないはず。」
という意見が体制になった。
そこで、上手くいくと思っているのかいないのかを考えてみた。
全く根拠が無いわけでは無いが、100%ではないということになった。
じゃあ何%か?
話し合いの結果 40%と決まった。
じゃあ、どこで100%になったのか?
どうして、100%になったのかを考えようとなった。
T:どこを探すの?
S:35段落
T:その中のどの言葉なの?
S:十分
T:じゃあ本時の答えは!!
そんな流れになった。
子供たちの思考に沿った学びとなった。
77回 | 11月18日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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78回 | 12月16日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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