一緒に初任研をしている、お二人の先生が最後の授業研究の準備に取りかかっている。
お二人とも取り扱う場面と課題が同じだ。
スーホははねおきて、かけていきました。見ると、本当に、白馬はそこにいました。けれど、その体には、矢が何本もつきささり、あせが、たきのようにながれおちています。白馬は、ひどいきずをうけながら、走って、走って、走りつづけて、大すきなスーホのところへ帰ってきたのです。 スーホは . . . 本文を読む
スーホの白い馬について、思い違いをしていたことに気がついた。
スーホは何歳だろうと考えたときに、最初は小学校2年生ぐらい(7~8才)ぐらいで競馬の場面から後は20歳前後だろうと考えていた。
王様主催の競馬に出るのだし、「一等になったものは、とのさまのむすめとけっこんさせる。」という条件を考えると、当然そうだろうと思っていたのだ。
競馬という言葉が気になって調べた。スーホは競馬 . . . 本文を読む
2年生の「見たこと、かんじたこと」 では、3編の詩を読み、それを参考に詩を書くことに挑戦する。
3編の詩が載っているのは、比較するためだと思う。どの詩も、繰り返しの言葉や様子を表す言葉が入っている。その楽しさを感じてから、創作に取り組むのだ。
詩を作る活動を見据えて詩の読み取りをすることになる。まだ2年生であるので、おおいに「詩っておもしろい」と思わせ、「僕も作ってみたい」へと関心を . . . 本文を読む
わたしはおねえさんは、 石井 睦美さんの「わたしはすみれ」シリーズからの抜粋です。
単元名は「お話の人物と自分を比べて読もう」となっています。この単元名の理由を考えながら読んで見ました。分かったことはこんなことです。子どもたちと同じ年の「すみれちゃん」のお話です。背伸びをせずに、感情移入しながら楽しく読み進めることができます。また、子どもたちが、楽しく学べそうな課題もつくれそうです。し . . . 本文を読む
毎日初任者の先生の授業を参観しています。すでに年間の4分の3が終わり、初任者研修も終盤です。
私とともに研修している先生方は元々どの方も優秀です。ここへきてさらに実力をつけています。参観している私の方が参考になります。
この日は、2年生の「しかけカードの作り方」という授業を参観しました。このようなカードの作り方を説明している、説明文です。
S:昨日、作ったカードだよ。S:教科書の説明文を読ん . . . 本文を読む
I先生が実践した、どうぶつ園のじゅうい(説明文)の紹介をしてくれました。
どうぶつ園のじゅういの仕事は何と聞いたときにおおいそぎでくすりをのませる。おおいそぎでくすりをのませてはかせる。おおいそぎでくすりをのませてはかせると。の3つの選択肢ができ、話し合った様子を話してくれました。詳しくはこちら(どうぶつ園のじゅういの授業の様子)
この実践に対して、新採なのにいい授業をしているね。本来なら見落 . . . 本文を読む
2年生、どうぶつ園のじゅういの授業です。
説明文でも、教師が子どもたちの発言の微妙な違いを聞き逃さなければよい話し合いができます。
この日は、夕方の飼育員のしごとを探す学習です。T:獣医さんの仕事は、何ですか。線を引きなさい。子どもたちは、朝の仕事、昼の仕事と勉強してきたので、すぐに下図の赤線の部分を見つけました。
しかし、担任の先生はその微妙な違いを聞き逃しませんでした。そして . . . 本文を読む
どうぶつ園のじゅういは説明文です。2年生では、たんぽぽのちえに続いて2度目です。
説明文は1の段落が大事になります。ここに、作者が何を伝えたいかが書かれているからです。
題名は「どうぶつ園のじゅうい」ですが、何度も仕事という単語がでてきます。「どうぶつ園のじゅういの仕事」について伝えたいと言うことが分かります。
ところで、子どもたちにとってどうぶつ園はなじみが深いですが、じゅうい . . . 本文を読む
お手紙の教材研究を行った。この教材は、子どもたちが主人公に同化し、主人公になりきって楽しく読める教材だ。楽しく何度も読んだり、役割演技をして表現したりすると良いと思う。しかし、楽しい教材だからこそ、大事な部分は、しっかり読み取りの学習をするとよい。好きな教材ならば、多少難しい事項でも、思えば子どもたちは追求していく。そして、子どもたちを賢い子どもに育てることができる。全てを細部にわたっ . . . 本文を読む
本時の授業で、子どもたちは集中して参加しているので合格点だと思う。もし、さらに高いレベ ルの授業を目指すのなら、以下のような発問をしてみるとよい。
せっかく意見が出ても、ただ聞 いているだけでは「右の耳から左の耳」に通り過ぎるだけになる。「知ったつもり」の知識が、 授業が終わっても「知ったつもり」のままで終わる。
出てきた意見を活用して、「おやっ」と思 わせ、子どもたちの頭を「考える」モー . . . 本文を読む
運動会シーズンのため、少人数でした。その代わり、黄色いバケツを例にして、国語の授業方法をじっくり話し合いました。大造じいさんガンについても、大事な場面を探しました。
黄色いバケツの「バケツ」から問題を作ろう
一読して、およそのあらすじは分かります。しかし、それは受動的な読みです。 今までの生活体験にからめて、多分こんな感じだろうと勝手に思い込んでいます。 それを、文や言葉を調べて確か . . . 本文を読む
めあて 海の底を泳いだスイミーの気持ちを考えよう
S:怖かったって何? S:マグロ S:暗いから S:また食べられそう S:寂しいって何? S:一人になった S:みんなで楽しく暮らしていたのに S:とてもって何? S . . . 本文を読む
めあて どうしてスイミーだけ逃げられたの?
T:今日は何がでてきた? S:まぐろ。T:じゃあどんなまぐろか分かる? S:恐ろしいマグロ S:お腹を空かせたマグロ S:すごい速さのマグロ S:ミサイルみたいに突っ込んできた。 S:一口で小さなな赤い魚たちを飲み込んだ
T:どうするんだっけ? S:問題を作る
S:おそろしいって何 S:怖いこと S:マグロって何? S: . . . 本文を読む
T:黒板を見ながら、5の場面を読みます。「。」で交代して、男女で読みます。 ※教師が指示棒で間合いをとる。T:今の読みでおかしなところがありました。 S:ちゃんと読んだよ。 S:まちがえてないよ。T:ヒントは、「 。」です S:最初の「 。」はさけんだ。つぎは「 。」言っただね。 S:さけんだ声と、言った声は違うね。 S:さけんだ声は、大きな声で。 S:さけんだ声は、遠くまで響く声で。 S:絶対分 . . . 本文を読む