T:大造じいさんが心を打たれたのはなぜだろうがほぼ分かってきたので、今日はまとめまでいきます。
S:予想は「頭領としての振る舞いと、仲間を助ける姿と両方もっていることに感動した」だったけど、仲間を助ける部分は、心を打たれたにははいらないね。
S:最期の時なのに努力している姿に心を打たれた。
S:努力という言葉がキーワードだった。
T:大造じいさんが、残雪は死ぬ直前なのに...
S:まだ、頭領らしく努力していると、感じて心を打たれた。
T:もうちょっと、努力について学びたいね。
S:どりょくという言葉を使って、ミニ問題を作ろう。
➀体力がないのにどうして努力したのか
②いつからいつまで努力したのか
③どこで努力したのか
④何を努力したのか
⑤作者はなぜ努力とく言葉を使ったのか
⑥だれが努力したのか
⑦努力していいことがあったのか
⑧努力してどうしたのか
⑨なぜ大造じいさんには努力しているように見えたのか
⑩どんな努力をしたのか
⑪どのように努力したのか
⑫努力とは何か
⑬何を力一杯頑張ったのか
T:全部は無理だけど、このなかのいくつかは答えを出していきたいね。
・だれが努力したのか
※残雪
・努力とは何か
※ちからいっぱい頑張ること(国語辞典より)
・何を努力したのか
➀頭領としての威厳を傷つけない
②もうじたばた騒がない
③頭領らしい態度でいること
※② 指示語のそれはが根拠
・どこで努力したのか
➀沼地の近くの地上
②猟銃の弾の届く場所
③ハヤブサと戦っていたところ
※猟銃の弾の届く場所 本来ならあり得ないのに、仲間のために自らを省みない
・体力がないのにどうして努力したのか
➀命が終わるまで頭領らしく痛かった
②生き延びるより頭領らしくしていたかった
※せめて頭領としての威厳を傷つけまいと→②
・作者はなぜ努力とく言葉を使ったのか
努力という字の意味が残雪を表現する上でどうしてもほしかった。
努力=ある目的を達成するために、途中で休んだり怠けたりせず、持てる能力の全てを傾けてする。
この努力する姿は、まさに残雪そのものだから。
・いつからいつまで努力したのか
➀最初から最後まで
②第2の恐ろしい敵が近づいてから
③1~3段落
④㊴~㊻
※②が選ばれた。仲間を助けるのは、きっと残雪にとっては努力以前の当たり前のこと。傷ついてからが、必死に努力している。
S:これだけ努力を調べてみると、やっぱり残雪はすごいね。
S:これは心が打たれるよ。大造じいさんでなくても。
S:最初の予想の④つは全部外れだね、
S:大造じいさんが心を打たれたのは、残雪の努力する姿。
T:まとめられますか?
S:はい。
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