S:(1)2、3日雨が降り続いたから
S:(2)魚がいたから
S:(3)兵十に相手をしてほしいから
S:多数決を取ります。
S:(1)2、3日雨が降り続いたから・・19人
S:(2)魚がいたから............3人
S:(3)兵十に相手をしてほしいから...8人
T:(1)が一番多いからこれについて調べましょう。
T:どの段落を調べれば良いの?
ある秋のことでした。
二、三日雨がふり続いたその間、ごんは、外へも出られなくて、あなの中にしゃがんでいました。
T:このどちらの文を調べれば良いの?
(1)ある秋のことでした。
(2)二、三日雨がふり続いたその間、ごんは、外へも出られなくて、あなの中にしゃがんでいました。
S:そりゃ、 (2)だよ。
T:(2)のどれを調べれば良いの?
(1)二、三日雨がふり続いたその間、
(2)ごんは、外へも出られなくて、
(3)あなの中にしゃがんでいました。
S: (2)ごんは、外へも出られなくて、
T:この中の気になる言葉はどれ?
ごんは、/外へ/も/出られ/なく/て、
S:「なく」って何?
S:「なく」の意味がわからない
T:なくは?
S:ない
T:ては理由だよ........
T:出られないという理由でという意味です。
T:これからは、このぐらい細かく切っていくよ。
S:一番気になる言葉は「も」
S:私は「も」を調べたんだけどね
(1)同じような事が他にもある
(2)付け加える
(3)意味を強める。
S:(1)か(3)だと思うよ。
S:(2)はないね。
T:(1)同じような事が他にもあるの、同じ事って?
S:いたずらだよ。
S:外へ出られないしいたずらもできない。
T:(3)意味を強めるって?
S:外へ出られないのは、ものすごいこと
T:外にも出られない
T:外に出られない
T:この二つを比べて、(1)同じような事が他にもある (3)意味を強める のどっち?
S:意味を強めているよ。
S:外に出られないことがごんにはすごいことなんだ。
S:だって、夜でも昼でもいつもいたずらをしているんだよ。
S:それが外に出られないなんて、すごいことだよ。
S:いたずらできないんだから。
S:あのね、変だと思うの。我が家の犬はね、雨でも散歩したがるし、川に入るのもいやがらない。
S:そうだよ。きつねって、どうして雨だと外に出ないの?
S:そうだよ、あめでもいたずらをすれば良いのに。
S:あのさあ、いたずらをしたくても、人がいないんじゃない?
S:あっ、分かった。ごんはいたずらをしたいんじゃなくて、いたずらをして追いかけてほしいんだよ。
S:そうかあ、いたずらをしても、追いかけてくれるひとがいなければ、いたずらをしてもしかたないんだ。
S:雨の日は、人間は外にでない。
S:キツネは雨でもいいけど、人間は雨だと仕事ができない。
S:それで、雨がやんで一番最初に兵十がいた。
S:だれでもよかったんだよ。
S:だれでも一番最初にあった人間にいたずらをしたんだ。
T:では、今日の問題に戻るよ!
T:答えは?
(1)2、3日雨が降り続いたから
(2)魚がいたから
(3)兵十に相手をしてほしいから
S: (3)!!
S:一番最初にあった兵十に怒って、追いかけてほしかったから。
S:雨で人間に会えなくて、一番最初に兵十がいたから。
子供たちは、ごんの「ひとりぼっち」の「さびしさ」が、いたずらの根底にあると考えました。
だから、ただいたずらをしたいのではない。
だれでもいい、だれかにかまってほしいから「いたずら」をするのだと考えたのです。
57回 |
11月14日 | 土 | 9:00 | 15:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
58回 | 12月12日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます