totoroの小道

「挑戦することで、きっといいことがある」  http://www.geocities.jp/totoroguide/ 

「できた!」という 喜びのために

2008-06-05 05:54:15 | 書写

真子先生の書写の時間のこと、どの子もとっても上手にかけています。今日は「虫」に挑戦しています。字体が整っているし、筆遣いも指導されていることを感じます。

どんな指導をしたら、こんなにどの子も上手になるのかなと、黒板を見てみます。

黒板には、こんな、指導の跡が残っています。
①横画くの間隔 →同じ
②縦画     →内側へ
③出る!!
④はらい    →右斜め上へ!
そして、お手本がコピーして黒板に貼られ、そこにこの①②③④が視覚に訴えるように書き加えられています。

そのとき、あれえ...と思います。同じものがあるのです。全ての子ども達の机の上に!!

(後から教えていただいたのですが...調べてみたら、教科書のお手本は実際の半紙より小さくて感覚がつかめない。コピーして実際の大きさにしてあげた方がいいことがわかった。だから、B4に印刷している。ということでした。)

印刷した紙だから、安心してどんどん、書き込みができるし、その上をなぞることもできるのです。
すごい工夫だなあと、脱帽です。今まで、こんなに丁寧に指導したことなかったなあと、自分の指導が恥ずかしくなります。

さらに、整然と授業が進むヒントが黒板にあります。今日の授業の流れが、はっきり示され、次に何をしたらいいのか、それぞれが分かるようになっているからです。新採2年目なのに、真子先生すごいなあ...教えてもらうことが、いっぱいだなあ、見に来てよかったなあと思いました。

 

ふと、隣のクラスをのぞいてみます。
同じように、平野先生が書写の授業をされていました。

やっぱり、黒板を使って、その字の留意点をしっかり押さえています。そして、今日の授業の流れも、黒板で指示されています。

平野先生が黒板で指導されたことを、やっぱり、どの子も教科書に書き留めています。ただ、4年生と違う点は、全て書き込むのではなく、一人一人が、平野先生が教える内容の中で、自分にとって大事だと思うところだけを教科書に書き込んでいる点でした。

「先生、見てみて、うまく書けたでしょ!!」との子も自信を持って、作品を見せてくれるのも共通していました。

平野先生の授業と、真子先生の授業は、たくさんの共通点があることが分かりました。

 


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1 コメント

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丁寧、確実、アイデア (Mrヒデ)
2008-06-05 08:56:59
「書写の時間はどちらかというと・・・子どもに任せ放し、そして、できた作品を悪評する。」私の若い頃の授業です。恥ずかしです。
 2人の授業は、丁寧、確実、アイデアがいっぱいです。これなら子どもたちの字は上手になりますよね。
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