
2年生の書写「漢字の秘密」
漢字の形には「ひみつ」がある。
「字の形を調べてみよう」という学習を行った。
教科書はこのように、それぞれの漢字の周りに点がある。
それを結ぶことで長四角とか、△とかの形の中に当てはめて書くことを意識させようとしている。
これは、おもしろそうだと思った。
もっとおもしろくしたら、子ども達は気持ちがのるだろう。
そして、字の形を1時間、ずっと考え続けるだろうと考えた。
そこで.....
だまって、黒板に、四角や三角、菱形などを描いた。
その中にぴったりする「月」と「手」を順々に書き入れた。
何が始まるのだろうと思って見ていた子ども達が、
わっとわいた。
「おもしろ~い。」
「へんな形~。」
「手じゃないみた~い。」
そして
「おもしろそう。先生、ぼくにもやらせて~っ!!」
「待ってました。」
すかさず用意したワークシートを配る。
子ども達は、それぞれの字を、この枠の中にデザインしながら入れていきます。
十分楽しんだ後で、
「どんなことが分かった?」
と聞いてみます。
「あのね、先生。やっぱり漢字にはぴったりの形があるんだ。」
「漢字に、ぴったりした形があるのが、秘密だね。」
「でもさあ、こんな字があったら、楽しいね...」
この後、書写ワークに取り組みます。
形を意識して丁寧に取り組むことができました。
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