居合道は
居合刀もしくは真剣で稽古を行うものです。
現代での居合道は、
「むすび」よりも
「形」を稽古していくことが主になっていて、
その中で、
氣の概念やこころの鍛錬
がなされている。
これがだいたいの居合界の現状と
なっています。
武術武道の形(型)はその人の
こころが作るものです。
が、その前に身体操作における
中味を考えてください。
ヒトは人間である前に動物です。
その上で、本質を思い出す(哺乳類のDNA)ことが大事です。
身体操作はヒト(本能を思い出し)
が行うのか、
人間の認識が行うのか、
その差でしかありません。
身体操作の本質というのが
「むすび」です。
ただ、
むすびなくても身体操作を学んでいくうえで大丈夫だとか、そういう
皮相的な理屈ではありません。
むすびを取り入れてやっていくことがごく自然だと、
そういうナチュラルな
自然とともにある動物としてのヒト
として動けば楽だよと言っているわけです。
楽というのは、
- 身体をザワーっとひとつに動くことです。