今週、9日の水曜日
鳳南町道場に見学と体験があり対応しました。
当会は、刀法クラスに限って体験・見学はお受けします。
極刀クラスはダメですけれど
当会は、強い人になることが
強くなることを目的として稽古指導はしていません。
もともと、人は強い存在です。(神様《武神》のいし)
強いと言うのもやっぱり、語弊あるかとも思いますが
考えても仕方ないですが
本質的には
強い・弱いという区別はありません。
護身や武術の目的は
勝つことじゃなくて、負けないことです。
宮本武蔵の世界観です。
負けないというのは、
自滅しないということ。
それしかないという発想でやっています。
人は「負けた!」と言いますが
正確には、多くは自滅的な負けです。
つまり自分から先にこけちゃうという事です。
責任は自分にあるという思考です。
自分が崩れてしまうから、負けたことになる。
自分が崩れないと、
しばらくしたら
相手が堪えられずに崩れていきます。
崩れるのは神の意志に合わないから
武の神様にみはなされるということです。
世間を敵にまわしたり
人の道(世間様=神)に反したり
武の神に守られている人に敵対したり
そういう生き方は、必ず自滅に進んでいきます。
刀を持つという事は
責任が伴います。
生きている私たちも責任をもって生きています。
武術を指導する側も責任が伴い
そのついでに言いますと
誰でもかれでも入門させることはできません。
武術は生きることに直接絶対に必要なもんでもないのです。
数年でやめていくような人は
お断りしています。
今日の方は、入門する意志があれば許可はいたします。
数年でやめるような方は簡単に見分けられます。
それは、決まってある文言を口にするから分かるのです。
33年間も人を教えていることを続けていたら
分かっちゃうもんです。
一生はたかだか80年前後です。
そのうち2年、3年だけ武術をして離れてしまうのには
時間の無駄です。
人生には無駄にする時間は一秒もないです。
一見して無駄に見える時間はありますが、それは
必要な時間です後からわかれますが。
当会は、居合道は勧めません。
本当に居合道をするのか
もう一回考えて、それでもしたいのなら引き受けましょう
そういうスタイルなんですよ。