むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

刀法クラス その6 堺市の居合道教室❖刀一会 

2020-10-08 15:45:53 | 刀法クラス
刀法クラスの稽古コンセプト

 ・真剣を使う事は何年たってもすすめません。
  真剣は逆にもたなくても、居合刀(模擬刀)で大丈夫です。

  理由・・◎持つ理由が、その強い根拠、必然性があいまい。
     ①価格が高いので(なんでもいいというわけにはいかず)
                         持ちたい方はどうぞという姿勢です。
     ②刀をきちんと扱う事が出来ればO.K.ですが
      錆を招じさせたり、刀を摩耗させたり等(研ぎ等)
                         刀を余計に消耗させる。(当会というより私個人の見解)
     ③居合刀(模擬刀)でなんら不自由ない。
     ④刀は後世に伝え残すものである。②に同じ。
     ⑤高段者は真剣で居合稽古をという決まりなど実際はないこと。
      (各団体、道場としての規則はありますが、普遍的にという事)
     ⑥モノの扱い方ができない人に刀を扱う資格はないと思うこと。
     
⑥は非常に重要視しています。当会はですが、
モノを扱うというのは、『大切にあつかうということです。』
大切にというのは、簡単に書きますが
実際、モノを扱うことにおいて
大切にというのは難しいと思います。

その理由は、
大切に扱う教育(学校の教育や口先だけの教育ではなく)
身をもって(感覚やムスビとして)教えてくれたという
エクスペリメントが欠如しているからです。
教えてもらうということなく
なんとなく言葉・知識の理解、または視覚情報だけで
"大事に扱う"ということでは
実際に扱った結果が違う、効果が違うからです。

ここは茶道でも教えられていません
17才~表千家、煎茶道の稽古(家元稽古も経験)をしてまいりましたが
言葉や稽古内での、大事に大切に茶器を扱いなさいと
教えられていますが
では、それは実際どういうことなのですか?
という答えは教えていただけません。

ここを教えるのが私は本当の指導?
だと個人的には思っていて、それを結構重要視しています。
     
   





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