❖なぜ歳をとっている老人でもできるのか?
☆それは真っ直ぐ立っていられるから
それはともかくとして、
居合道は刀を操作して相手を斬る、自分は斬られないように
生き残る武術です。
しかし、現実には刀を持ち歩いて
護身に役立てることは無理だと思われている人
少なくはないはずです。
しかし、結論から言えば
護身としてやくに立てられます。(刀を実際に持ち歩いてではなく)
結論から言うとですが、
それにはもちろんコンセプチュアルに
居合を武術として捉えて体術として
特訓した場合ですが
(特訓=特別にコンセプチュアルに稽古した結果)
テーマ:なぜ歳をとっている老人でもできるのか?
居合は年寄りの武術と言っているわけでは真面目に
書きますが、そうではありません。
たしかに歳をとってから入門しやすい武術だと
思われるかもしれませんし、
私が所属していた連盟でも
若い方もおられますが、確かに10代~20才代のかたが
中心をしめているというわけではありませんでした。
そういう表向きのことを言っているわけではなくて
青年であろうが、寝たきりでない限り
歳に関係なくある部分(身体の)を使っているからです。
それが真っ直ぐに立っているからです。
しかし、
でも
真っ直ぐに立つだけではもちろんダメです。
そこにはきちんとした武術意識をもっていないと効果はほぼない
といえます。
ここから先は書くことは出来ませんが、
居合を護身というよりも
御道具を大切に扱う技術、
その極意を身につけて実践することもできます。
YouTube動画にあるように
茶器を扱う技術にも応用していけます。
Sencha Tea Ceremony その2 ( Sencha-do) Aikido Kousinkan Yamasaki Seiun
茶器やモノ全般的に大切に扱うには
刀の扱い方の極意に同じです。
その極意は"ムスビ"です。
ムスビは身体操作から学ぶという事のみでは
一生修行してもほぼ無理です。
ほぼといったのは、一部の天才以外はといういみです。
そのムスビは残念ながら
私が所属してきた団体(茶道・空手・合気道・中国武術・書道)では
教えていただけませんでした。
茶道は17才~いまも茶道はやっていますし、家元稽古も経験していますが
教えていただけませんでした。
もし、
武術を習われている方で自分には
近くで教えていただける先生がいるよと、
いう方は物凄くラッキーな人です。
居合道が歳をとってもできるというのは、
歳をとれば衰える・衰えないという動物としての人間を
考えれば答えを書かなくてもわかると思います。
ただ、難しいのは
分かったからと言って、ではどうやってそれを使うのかという
問題は別です。
使い方を学ばないと、一人では絶対にといってもいいほど気付けません。
そこを
歩いて武術を極めていくのが"本質"であると思っています。