刀一会居合道の道場(神館)としています多治速比売神社。
拝殿前での記念撮影。
この写真、昭和12年、鈴木貫太郎氏が
2.26事件の翌年
神社参拝時に撮られた歴史的な1枚です。
非常に貴重なショットです。
実際に撮られた(⇧の)写真を宮司さんにお願いして
撮影させていただきました。
拝殿前での記念撮影。
この写真、昭和12年、鈴木貫太郎氏が
2.26事件の翌年
神社参拝時に撮られた歴史的な1枚です。
非常に貴重なショットです。
実際に撮られた(⇧の)写真を宮司さんにお願いして
撮影させていただきました。
写真
右側は、人間国宝の初代前田竹房斎(まえだちくほうさい)氏
左端には宮司さんの祖父、
中央が海軍大将・終戦時総理大臣の鈴木貫太郎氏です。
隣は奥さんの足立たか夫人です。
足立たかさんは、昭和天皇5歳より、
その乳母をしていた方です。
2.26事件の襲撃時、鈴木貫太郎をかばって
将校に止めを撃たせなかった事で知られている
気丈な方です。
至近距離から銃弾4発を体内にうけましたが
たかさんの
必死の青年将校への訴えと、
的確な止血によって命をとりとめられたということです。
この時の狙撃部隊の指揮官が安藤大尉で、この方が兵を制して
一命をとりとめたということです。
このとき受けた弾丸は全て体内に一生残ったまま
摘出できずに、遺灰には2.26事件の時の弾丸が
混じっていたという事です。
どうして鈴木貫太郎氏がお参りされたのか?
そのエピソードもお伺いしていますので
居合道の生徒さんには次回稽古の中でお話ししたいと思います。
そういう
歴史的な神聖な境内で道場を開かせていただき
とてもありがたく感謝しています。