むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

刀法クラス(その14) ❖堺市居合道多治速比売神社道場❖刀一会

2020-10-24 23:07:18 | 刀法クラス
刀一会居合道の道場(神館)としています多治速比売神社。
拝殿前での記念撮影。
この写真、昭和12年、鈴木貫太郎氏が
2.26事件の翌年
神社参拝時に撮られた歴史的な1枚です。
非常に貴重なショットです。
実際に撮られた(⇧の)写真を宮司さんにお願いして
撮影させていただきました。

写真
右側は、人間国宝の初代前田竹房斎(まえだちくほうさい)氏
左端には宮司さんの祖父、
中央が海軍大将・終戦時総理大臣の鈴木貫太郎氏です。
隣は奥さんの足立たか夫人です。

足立たかさんは、昭和天皇5歳より、
その乳母をしていた方です。
2.26事件の襲撃時、鈴木貫太郎をかばって
将校に止めを撃たせなかった事で知られている
気丈な方です。

至近距離から銃弾4発を体内にうけましたが
たかさんの
必死の青年将校への訴えと、
的確な止血によって命をとりとめられたということです。

この時の狙撃部隊の指揮官が安藤大尉で、この方が兵を制して
一命をとりとめたということです。
このとき受けた弾丸は全て体内に一生残ったまま
摘出できずに、遺灰には2.26事件の時の弾丸が
混じっていたという事です。 

どうして鈴木貫太郎氏がお参りされたのか?
そのエピソードもお伺いしていますので
居合道の生徒さんには次回稽古の中でお話ししたいと思います。


そういう
歴史的な神聖な境内で道場を開かせていただき
とてもありがたく感謝しています。


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