刀一会の学びのコンセプトは
居合の創生期のテクニックが学べることにあります。
キリスト教に似ています。
今のキリスト教をという前に
イエスの生きていた時代を良く知っていないと
創生期をしらないと
それから
イエスが誕生してから
亡くなり、その後どうキリスト教がどういう立ち位置で
布教されていくかを知らないとに似ています。
現代の居合道を学んでも
刀をもって、扱って新鮮気分を味わうことにのみ
満足を覚える
エクスペリメント重視の稽古に終始してしまいます。
私は令和3年度も中学校で理科を担当して教えています。
がしかし、
理科の最初に(4月の学期開始の授業で)は
理科にとって基本はというはなしをします。
基本は。『探求する心を持つこと』です。
探求心がない人にとって
理科は理科でなく、ただの暗記教科で終わってしまいます。
専門とする分野の知識は必要ですが
「なぜ !」
「どうして・・!!」
がないと本末転倒してしまいます。
居合道は刀をふりまわすだけではありません。
刀一会では
絶対に他では教えられていない
室町~戦国期のコンセプトを教えています。
それは、失伝したであろうテクニック(氣や意識の)を
教えます。
それらの秘伝・口伝は刀法クラスで教えるのではなくて
極刀クラス(FC.1~FC.4)と(TD.1~TD.4)の講座で行っています。