
詫びは、茶道でよく聞かれる言葉です。
当会のむすびレッスンでも聞かれた方は少なくないと
思います。
茶道は、17歳に表千家の教室に入門してかれこれ
42年目になります。
詫びは、言葉でなくて
むすびと一緒にワークで(体験とともに)教えています。
それは
意識操作を教えているということです。
茶道でも言葉としてはお稽古で「詫び」を聞きますが、
では詫びとは何かということに関しては
本質まで踏み込んでなかなか教えられていません。
それは、お茶の教室では
詫びというのは、茶道の一つの知識としてのみ教えます。
つまり、本質に踏み込んでは深く議論されて、
体験とともにやらないのです。
当会の武術むすびのlessonで
地球とむすびをつくるというワークがあります。
この1月5日の護身術教室でも
常連の生徒さんにレッスンしていました。
その詫びの本質は
地球とむすびをつくるのとは違います。
詫びとは宇宙とのむすび、そういう意識の操作をします。
宇宙=詫びです。
分かり易く言うと
宇宙の意識(本質)は、寂しさを埋めていくエナジーがその基となり
成り立っています。
エネルギーの流れがそうです。
空間(蜜→疎)のスキを無限に埋めていく
そんなイメージを描いてください。
詫びもそうです。
茶室もなにも本当はそんなものはない空間を使って
茶をただ点てて居る
茶人がいるだけです。
満たされない空間=茶室が詫びという意識を作って(浮き彫りにして)
いる
その感性を詫びといいます。