スポーツ的ではなくて
人間に武術を教えることは難しい
というより
本当は意識のレッスンなんです。
野生動物は、親や仲間が教えることよりも
どんな動物も
ライオンやカンガルーなんかの哺乳類
ワ二などの爬虫類
鳥類、両生類に魚類は、意識、つまり「本能」
が防御や攻撃(狩り)を発動していきます。
その発動は、自動制御です。
人間のように道場や講習会や弟子入りして
習うという事はありません。
その理由として
人間は、本能(的意識)ではなくて、意識(認識)が
行動をコントロールしてるからですが
だから
身体操作と並行して意識操作を学ぶことが必要となります。
しかし問題はここからです。
居合道であれば
正座、立膝、立業など
こまかくは
居合腰や手の内、茶巾絞りの手の動かし方、足運び(運足)
など形(または型)を教えていかれます。
空手や合気道であれば
技、型、組手構~組手
武道ではなくても
茶道なら運び点前から、割り稽古・・・と
その指導の流れは
自然とことばで武術固有の形(技)を教えることが
メインとなっていきます。
それ自体は重要なファクターです。
しかしそれのみだと
車の片輪だけで走行していくようなものです。
《意識(氣)》の話続きは
意識からアプローチレッスンの『極刀クラス』No.2
に書きます。