レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町 女性・小児専門鍼灸院

安全な出産を迎えるには

2021年07月23日 | 日記

みなさん こんにちは

愛知県豊橋市にある

レディース鍼灸さいとうです

 

今 妊娠している方も

これから妊娠を考えている方も

みなさん気になることのひとつが

「安産で産むことができるのか」

ということではないでしょうか

 

では「安産」とは

どのような状態のことを言うのかご存じですか?

実は

医学的には「安産」ということに定義はありません

時間が短いから良いとか

痛みが少なければ良いということではなく

ひとりひとり体も体力も全く違うものなので

出産だって十人十色です

「お母さんと赤ちゃんに
なるべく負担が少なく順調に進んだ出産」

結果的にいわゆる

「安産」と言えるのです

 

 

いざ出産!

陣痛から分娩 実際の出産は

どのような流れで進んでいくのでしょうか

まず出産にかかる時間というのは

陣痛が規則的に起こりだしてから

赤ちゃんが生まれ

胎盤が娩出されるまでの時間のことを指します

一般的には

初産婦さんで12~16時間
経産婦さんで5~8時間

と言われています

 

「初産で30時間以内、経産婦は15時間以内」

この時間を超えてしまう場合や

分娩の進み具合で超過が予想される

という判断を受けた場合を遷延分娩と言います

この間にずっと陣痛の痛みが起こっているわけではありません

 

 

・分娩第一期

いわゆる子宮口が開いていく間に

はじめは10分間隔くらいで1分程度の

子宮の収縮から起こる痛みの波がやってきます

この収縮が起こることで

赤ちゃんは外へ向かい

お母さんの体は出産をするための

準備をしていきます

徐々に子宮の収縮が起こる間隔が短くなり

子宮口が全開になると

・分娩第二期(娩出期)

ここでようやく

陣痛のリズムに合わせていきむことができ

出産となるのです

分娩二期にかかる時間は

初産で約1~2時間
経産婦の場合30分~1時間程

と言われています

 

赤ちゃんを出産したら

子宮の中の胎盤を外へと排出する

・分娩第三期(後産期)

胎盤までが外に出てようやく出産という

大きな山をひとつ越えたことになります

ここまでの時間をいかに

お母さんの体と赤ちゃんへの負担が少なく進んでいくのかが

安産であったかどうかと言えるところなのです

 

めざせ安産!

では何をすれば

安産へとつながるのでしょうか?

安産に定義がないように

これをするから必ずということはありません

 

しかし

安全な出産に向けて

体と心の準備をしておくことは大切なことです

 

安産に向けて妊婦さんに良いとされているのは

①適度な運動を心がける
②リラックスした時間を過ごす
③睡眠をしっかりとる
④偏った食事を避ける
⑤体を冷やさないようにする

などと言われています

 

そして

妊娠中の鍼灸治療も安産のために

おススメできることのひとつです

 

鍼灸治療をすることで

・骨盤内(子宮)の血流が良くなる
・自律神経を整え 緊張を和らげる
・冷えの改善
・陣痛を促す(分娩力を高める)

などの効果が期待できます

 

安全な出産に向けて

妊娠の初期から体づくりとして通われる方も多くおられます

出産を間近に控えた時には

陣痛を促す鍼灸治療が

お母さんと赤ちゃんの体を助けるサポートをします

とくに予定日超過と

ならないようにしてあげることも大切です

予定日を過ぎてしまうと

徐々に胎盤の働きが低下し始めると言われており

赤ちゃんにとっても酸素が届きにくい苦しい状態

となってしまう可能性があるのです

そのため

予定日頃には自然と陣痛が起こり

分娩を迎えられるように体を準備してあげることも大切です

出産は一日にしてならず

安産もしかり ですね

血流の良い元気な体で

出産当日を迎えてあげられることが

赤ちゃんにとってもお母さんの体にとっても

負担の少ない安全な出産となるのではないでしょうか

赤ちゃんのため
お母さん自身の体のために

安産に向けて鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

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女性・小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町字浜道85-1

Tel:0532-29-9505

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