レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町 女性・小児専門鍼灸院

それぞれの関わり方

2018年02月23日 | 日記
みなさん こんばんは

愛知県豊橋市にある

レディース鍼灸さいとうです

平成30年2月18日(日)に

四日市総合会館にて

明日の地域医療を考える住民の会
・あした葉主催の講演会

それぞれの最期

~地域とのかかわり~に

参加してきました



講師は

ご主人の最期を

4人の子どもたちと自宅で看取り

それを

ドキュメンタリー映画

「いきたひ」を自身で

製作されました

長谷川ひろ子さん

介護職などの経験を経て

平成14年に

看取りの家「なごみの里」を

設立されました

看取り士の柴田久美子先生

平成21年に

三重県の四日市市に緩和ケアを

中心とした在宅医療専門の

「いしが在宅ケアクリニック」を

開設されました

いしが在宅ケアクリニック院長の

石賀丈士先生の御三方です

今回のテーマは

看取り 在宅医療です

今から50年程前の日本では

畳の上で産まれ

畳の上で死を迎えていましたが

現在は

患者さん自身の希望としては

自宅で最期を迎えたいというのが

一番であるにも関わらず

病院の病室で最期を迎えることが

一般的となっています

看取りの文化が衰退し

子どもが臨死の場面に

立ち会えないことも多く

そのため

死をわからない子どもが

増えているのが現状です

長谷川ひろ子さんのお話の中で

看取りの「看」という字は

「手」の下に「目」と書き

看て取るためには

まず手で触れないと

始まらないということを

教えてくれている

息を引き取られた方の体が

「冷たくなってきた」

「硬くなってきた」と

感じている最中に

尊く大きなエネルギーが

看取る側の人にどんどんチャージ

されていくとあります

病院で看取ることが増え

最期のときに立ち会うことが

難しかったり

触れることが

できなかったりするため

死に対する恐怖も

出てきてしまっている今

死に対して恐れず

最期まで生きるところを見届け

手助けをし

エネルギー「生命のバトン」を

受け取ることが大切だそうです

私達鍼灸師は

治療院まで行くことが

できない方の所へ

往診に行くことがあります

看取りに立ち合うことは

ありませんが

最期を迎えるまでの間

その方が最期まで

生ききる手助けや

本人や御家族の心と体に

第3者の立場として

寄り添うことができます

今回の講演を通して

改めて患者さんの人生に

そのような形で

関わることができていることを感じ

これからも誇りを持って

診療に臨みたいと思います

ウインクあいちで勉強会に参加しました 

2018年02月16日 | 日記
平成30年2月11日(日)

ウインクあいちにて

行われました

日本健康創造研究会に

参加してきました

日本健康創造研究会は

西洋医学

東洋医学

補完代替医療など

さまざまな視点で

一つの命に向き合い現代医療の

抱える問題点を考え

究極の医療の仕組みを作りたい

命の可能性を大切にしたいと

2016年に発足されました




さて 4回目となる

今回のテーマは

「知ってトクする心と身体の関係」で

講師は

ウイスコンシン医科大学教授

クリニック徳院長の高橋徳先生と

九州大学総長

心身医学教授の久保千春先生でした

今回は

講演の中で高橋徳先生が

オキシトシン健康法と

話されていました

オキシトシンについて

紹介したいと思います



幸せホルモンとも

呼ばれているオキシトシン

一度はみなさんも

耳にした事が

あるのではないでしょうか

オキシトシンとは

脳の視床下部という所から

分泌されるホルモンで

分娩時の子宮収縮や

母乳分泌のほか

抗ストレス作用

鎮痛作用

自律神経調節作用などが

あります

オキシトシンが

たくさん分泌されることで

自律神経が整い

ストレスにも強くなります

また

副交感神経

(リラックスしている時に優位になる神経)の

働きを高めてくれるため

胃腸の調子や

血圧上昇を抑えてくれます

では

どうすれば

オキシトシンの分泌量を

増やすことができるのでしょうか

それには

2つの方法があります

まず一つ目は

心地よい五感

視覚 嗅覚 聴覚 味覚 触覚の

刺激です

例えば

きれいな景色を見たり

おいしいものを食べたり

好きな音楽を聴いたりする

など五感に刺激を与えることです

また

愛情ホルモンとも

呼ばれており

心地よいスキンシップをとるのも

分泌を増やしてくれるそうです

鍼灸治療も

人に直接触れているため

鍼灸治療を受けることも

オキシトシンの分泌量を

増やしているのですね

そして

もう一つ目は

他者への共感です

ある長寿の村では

長生きの秘訣として

食生活や運動のほかに

社交性(人づきあい)

があるそうです

それは

積極的に人と交流することや

相手に興味を持つことによって

自分や相手の

オキシトシンの分泌量を

高めるためだと考えられており

健康や長生きに繋がります

みなさんも

日頃の生活から

意識してみてはいかがでしょうか

最後の

ラウンドテーブル

ディスカッションにて

現在

人工知能が増えているが

ロボットによる

患者さんへの問診は

可能であるかという

問いかけがあり

それは

不可能なところがある

というやりとりがありました

その理由に

患者さんへの問診は

ただ症状を聞くだけではなく

その患者さんの背景を

考えて行わなければならない

画像検査などは

できても患者さんの心情は

感じることができないため

医者と鍼灸師は

なくなることはない

とのことでした

私たち鍼灸師は

患者さんに直接触れ

患者さん一人一人と

向き合って行います

今回の研究会を通して

改めて

鍼灸治療に誇りを持って

これからも続けていきたいと

感じました

2月3日 節分の日

2018年02月03日 | 日記
みなさん こんばんは

愛知県豊橋市にある

レディース鍼灸さいとうです

ここ数週間

過去最強クラスの

寒波の影響で

真冬でもあまりないような

厳しい寒さとなりました

まだまだインフルエンザも

流行しています

体調管理

気をつけていきましょう


さて

今日は2月3日 節分です!

節分と聞くと

恵方巻き
豆まき
柊鰯(ひいらぎいわし)

など連想しますよね

そこで みなさん

節分にはどのような

意味があるのか知っていますか

節分は書いた字のごとく

「季節を分ける」という

意味をもちます

つまり

一つの季節の終わりの日であり

次の季節に移り変わる節目の日

のことを指します

日本では

春夏秋冬季節の変わり目は

重要な日とされています

年間に4回節分の日はありますが

一年の始まりである

立春(旧暦のお正月)を

迎える前日に

清め新しい年を迎えるための

儀式として節分の行事を

行うようになりました

そのため

「鬼は外(邪を払い)

福は内(幸せを呼び込む)」

という厄払いを

行うようになりました



豆まきも

大豆をまくというのが

正式なもののようですが

現在では地域によって

落花生をまく事が

主流になっている地域が

多くなっているようです

東京より南は

豆まきに大豆をまく地域が多く

北海道 東北 北陸

九州の南の地域では

落花生をまく事が

主流になっているようです

これから

どれだけ時代が

移り変わっていっても

日本の伝統行事を守り

続けていきたいものですね



そしてこれからの時期は

季節の変わり目で

めまい 頭痛 急激な血圧上昇

花粉症 などの症状が出やすく

体に与えるダメージが

強くなってきます

鍼灸治療をして

免疫力を

高めていきましょう!!