レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町 女性・小児専門鍼灸院

よく聞く身近な胃の病気「逆流性食道炎」

2022年10月27日 | 日記

みなさん こんにちは

豊橋市にあるレディース鍼灸さいとうです

今回のテーマは『逆流性食道炎』です

 

逆流性食道炎とは

胃で消化される途中の食物や胃酸が

食道に逆流することで

食道に炎症をおこす病気です

成人の10~20%がこの病気に

かかっていると言われており

特に 中高年・高齢者に多くみられます

しかし近年のストレス社会や

食事の欧米化の影響から

若い世代でも増加傾向です

 

こんな症状はありませんか?

・胸やけ

・胸が重い、苦しいと感じる

・酸っぱいもの、苦いものがこみ上げてくる

・のどがイガイガする

・咳やげっぷがよく出る

・おなかに膨満感がある

 

よくある症状だと油断していると

食事が楽しめない 

よく眠れない など

生活に支障をきたすだけでなく

大きな病気につながることもあるため

注意が必要です!

 

原因となるのは

食道と胃のつなぎ目の

下部食道括約筋という筋肉です

この筋肉は本来

胃の中のものが食道に逆流しないように

食べ物が通るとき以外は

胃の入り口を締めています

ですが この筋肉が緩んでしまうことで

胃から食道への逆流がおこります

 

下部食道括約筋が緩む原因

★胃の内圧が高くなる

・食べ過ぎ 早食いの習慣

・脂っこい食事

・アルコール

・炭酸飲料を多く飲む

★腹圧が高くなる

・喫煙習慣

・肥満体形の人

・コルセットやガードルで締め付けることが多い

・畑仕事など長時間前かがみの姿勢が多い

・加齢により背骨が曲がり前かがみの体勢の方

・ストレスを抱えている

 

このような人は

下部食道括約筋が緩みやすくなり

逆流する環境が整ってしまいます

若くて健康的だから大丈夫!と思いがちですが

逆流性食道炎に似た症状の病気で

「非びらん性胃食道逆流症」というものがあり

若くてやせ型の女性に多い傾向があるため

こちらの症状も要注意です

 

逆流性食道炎の病院での治療は

おもに胃酸を抑える薬の服用と

生活習慣の改善です

下部食道括約筋の緩みを根本的に治す

治療方法はありません

鍼灸治療では

緩んだ下部食道括約筋が

正常に働くように促すだけでなく

胃の働きを良くすることで消化を促進し

上昇している胃の内圧や腹圧を下げます

そのため施術直後に

胸やけ感や膨満感の減少が期待できます

また鍼灸治療を続けることで

逆流性食道炎の原因のひとつである

ストレスによる自律神経の乱れや

胃酸過多を改善し

症状の再発をおさえることができます

鍼灸治療は むやみに薬を増やすことなく

根本的な治療をしつつ 今現在でている症状の治療を

一度の治療で行うことができます

逆流性食道炎は

良くなったり悪くなったりを繰り返すこともあり

「すぐに治るだろう」と 放置している方も多いですが

再発を繰り返すと

食道の出血や潰瘍、狭窄など

怖い病気のきっかけになってしまうこともあります

逆流性食道炎と診断されたけど薬を飲んでいない

加齢とともに症状が出てきている

という方は一度鍼灸治療を受けてみましょう

お気軽にご相談ください 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

生理痛・不妊症・逆子・更年期障害

夜泣き・仮性近視・起立性調節障害など

女性・小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町字浜道85-1

Tel:0532-29-9505

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女性のライフステージとぜんそく

2022年10月10日 | 女性の病気

みなさん こんにちは

豊橋市にあるレディース鍼灸さいとうです

 

秋は寒暖差・気圧変化が大きく

乾燥やアレルゲン増加も加わり

呼吸器に不調が出やすくなります

女性のライフステージにおいて

継続ケアが必要であるぜんそくは

女性ホルモンの変化によって

発作がおこりやすいのが特徴です 

 

 

【月経前~月経中】

月経2・3日前~月経中に症状悪化がみられ

「月経ぜんそく」とも呼ばれます

はっきりした原因は不明ですが

ホルモンバランスの変化により

体に水分がたまることで気管支もむくみ

発作がおこりやすいのではといわれています

 

【妊活中】

咳をしすぎると体が低酸素状態になります

その場合 咳を止めることが最優先となり

予定していた人工授精や体外受精が

見送りになることもあります

本人だけでなく胎児にも影響が及ぶためです

 

【妊娠中】

妊娠したぜんそく患者さんのうち

約1/3の方に症状悪化がみとめられます

妊娠によるホルモンバランスの変化と

大きなお腹が肺を圧迫することで

呼吸機能が低下し 場合によっては

呼吸困難になることもあります

 

【更年期】

40~60歳くらいの女性の

症状悪化も知られています

仕事・家庭での責任が重い年代でもあり

加齢による免疫力低下・ストレスに加え

女性ホルモン「エストロゲン」の減少が

引き金になると考えられています

 

 

◇ ぜんそくと鍼灸治療 ◇

月経・妊活・妊娠・更年期にかかわらず

安心して受けていただける優しい治療法です

発作時は鎮める治療を

発作が出ていないときは 

出ない期間を長くできるよう

管理・コントロールする治療を行います

一日でも早く治療をはじめることで

発作が起こりにくい体質に変わっていきます

『予防=ぜんそくのコントロール』

何より大切です

今さら…とあきらめずにご相談ください

 

 

 

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