旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

プロ集団もやっちゃいました!

2006-01-14 18:21:29 | ポエポエ日記

A26a082 時効ですのでお話し致します。某大手旅行会社に勤務していた時の慰安旅行での話・・・行き先はハワイ♪の帰りの日・・・福岡-ホノルル間(現在は直行便の定期便はありません)は一日一便の現地午前中出発。幹事は新入社員の男性営業マン。参加社員は、支店長・ベテラン添乗員・カウンターレディetc旅行に関するプロ集団!日頃の旅の手配・お世話をする立場を脱して思いっきり旅を楽しんだ御一行は、意気揚々とホノルル空港へ・・・一足先に航空会社カウンターへ行っていた幹事が青い顔して戻ってきて一言「す・・・すみません。飛行機の発時間を間違っていて・・・もう搭乗手続きは、終了しているそうで・・・・」「!」呆然とする一行・交渉の為航空会社カウンターへ走るベテラン添乗員・翌日からの仕事をチェツクする営業マン・怒る支店長・・・事の成り行きを見守る女性社員・・・「全員走れ!」と航空会社に交渉していたベテラン添乗員の怒鳴り声!大手旅行会社のコネと権力を利用して離陸寸前の飛行機を止めてしまうとは・・・全員猛ダッシュ!機内に預ける荷物は、ロサンゼルス行き(搭乗手続き終了の為、次の便の行き先に変わっていました)の窓口に消えていく・・・出国手続きもほぼフリーパス!DFSの荷物も奪うように受取り・・ホノルル空港内を走る走る!若手が先に機内に到着。ハッチを閉められないようにハッチの境目に立たせ(人間ストッパー)、すでに機内で離陸を待っていた方達の冷たい視線を感じながら全員なんとか機内へ・・・年配の営業マンは息も絶え絶え、女性社員の化粧はボロボロ・・・無事離陸後、全員『私たちの荷物は・・この飛行機に無事乗ってる?それともロサンゼルス行き?・・・今何処にあるのでしょう?』と不安な思いを抱えつつ10時間のフライトを過ごしました。

現在、カウンターで航空券・クーポンをお渡しの時、「くれぐれも飛行機のお時間を間違えないようお気をつけ下さい。」と心からの一言を付け加えさせていただいております。

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