天間、全面県外移設見送り =沖縄含め「2カ所くらい」-防衛相表明 北沢俊美防衛相は3月27日午後、長野市内のホテルで講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移設先について「(同飛行場にある)ヘリコプターを全部引き受けてくれるところはないが、バラバラに移すわけにもいかない。2カ所くらいに配置を換える」と述べ、ヘリ部隊の分散移転を検討していることを明らかにした。 北沢氏はこの後、記者団 . . . 本文を読む
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、政府は26日朝、米側と沖縄県のそれぞれに対し、同県名護市にまたがる米軍キャンプ・シュワブ陸上部案と、同県うるま市にある米軍ホワイトビーチ沖の埋め立て案の2案に県外への訓練移転を組み合わせる移設案を正式に伝えた。米軍基地移転問題が日本政府の無策、政府・与党だけでなく野党も絡んで内紛が続き移転問題が解決できなければ、アメリカは日本の意向に関わり無く沖縄米軍をグァムへ移転させることも予期しなければならない。アメリカのグァム移転計画「Guam Military Build-up Program」を見れば、アメリカの強かさが分かる。アメリカは独自の世界戦略を遂行するため沖縄駐留米軍の統廃合とグァムへの移転を進めるのである。米軍が沖縄から撤退した後の力の空白を日本政府はどのように対処しようとするのか戦略とその準備がは全く見られない。アメリカの強かさと“ひ弱な花日本”は日米対等どころか対称的である。 . . . 本文を読む