これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

小沢一郎 嘉田氏と「成田離婚」 人民解放軍の野戦軍司令官殿、いや違う 足軽、どこで隠れているのだ!

2012-12-27 | 安全保障

嘉田氏「小沢さんとは成田離婚」…1か月で失速 
              読売新聞 12月26日(水)20時42分配信  
 日本未来の党の代表人事をめぐる嘉田代表(滋賀県知事)と小沢一郎氏ら旧「国民の生活が第一」メンバーの亀裂は、党分裂に発展した。
 脱原発勢力の結集を目指して衆院選に挑んだ同党だが、結成からわずか1か月で失速した。
   「小沢さんとは『成田離婚』ですね」 
 嘉田氏は26日、周辺に、早くも党分裂が不可避となったことについて自嘲気味に語った。側近の飯田哲也代表代行と小沢氏は26日、都内で会談。分党について協議したとみられる。
 衆院選直前に駆け込みで結成された未来の党には当初から「選挙互助会」との批判があり、「党内対立は不可避」とみられていた。党内抗争を繰り返してきた小沢氏を「学者出身の嘉田氏が制御できるはずがない」との見方もあった。
              最終更新:12月27日(木)1時39分 

サンデー時評: 安倍時代始まり、小沢時代しぼむ 
            毎日JP 2012年12月26日 

◇岩見隆夫(いわみ・たかお=毎日新聞客員編集委員)  
 選挙あけの新聞各紙川柳欄、目立ったのが次の句である。
 またかいな一兵卒が糸を繰る(産経)
 小沢氏の小の字小さく見えてくる(読売)
 聞こえてこない いっちゃんの声(朝日)
 みなさん、本物党首よりも〈影の党首〉の小沢一郎さんが気になっていた。策士策におぼれたな、とみてとったらしい。無理もない。衆院四十五人を抱える第三党、国民の生活が第一の代表だった小沢さんが突然消え、寄せ集めの日本未来の党が誕生して、党首に嘉田由紀子滋賀県知事が納まったのだ。 
 ほら、ご婦人が帽子を取り換えてイメチェンをはかるあの手、とだれもが気づいた。あまりにもみえみえなので、興醒めもいいところだった。次の二つの数字をご覧いただきたい。
 一列目が序盤の選挙情勢(十二月六日付『毎日新聞』の各党推定獲得議席数)、二列目が実際の獲得議席だ。
    自民  民主 維新 公明 未来 みんな 共産 社民 
   293   69  46  27   15  15    8   2 
   294   57  54  31   9  18    8   2  
『毎日』推定はいい線をいっている。自民はほぼ的中、共産、社民はぴったり、的中率がいちばん低いのが未来。公示前勢力(61)の4分の1と予測したのだが、実際はわずかに九人、7分の1に激減した。民主の惨敗は公示前(230)の4分の1で、壊滅的と言っていいが、未来はその上を行っている。
 民主の野田佳彦代表は直ちに引責辞任を表明したが、未来の嘉田代表は辞任のそぶりもない。
「参院選に向けて……」
 なんて呑気なことを言っている。一体どうなっているんだろう。裏ですべてを仕切ったはずの小沢さんは例によって雲隠れだ。冒頭の川柳になってしまう。
 とはいえ、未来は比例代表で三四二万票(得票率五・六九%)、かつて小沢さんが自由党代表のころと同じくらいの票を稼いだ。シャッポ替えの細工とわかっていても、これだけの小沢ファン票が出るのは、大したものとも言えるのじゃないか。
 当選議員一覧で、未来の九人の顔ぶれをつくづく眺めてみる。小選挙区の当選は小沢さんと亀井静香さんの二人だけ。名誉ある最多の十五回当選は全体でも小沢さん一人、同期の羽田孜、森喜朗、渡部恒三はそろって引退してしまったから。
 亀井さんは十二回当選、小沢さんより六歳年長の七十六歳だ。
「政治を変えてみせる」 
 と老骨にムチ打ち、自民党を離れて東奔西走したが、思うにまかせない。国民新党、反TPP、脱原発と移って、未来に至る。 

3年前は勇ましかった: 私(小沢)は「人民解放軍の野戦軍司令官です!」 
 
 2009年12月10日北京市内の人民大会堂で胡錦涛中国国家主席との会談においてこう述べた。人民解放軍は中国軍ではない。一党独裁の中国共産党の私兵組織である。
        強いものに媚諂い下のものに威張り散らす小沢一郎、辟易する卑屈さ
         
 1949年に開始されたチベット併合政策以来チベット、ウイグル、モンゴル、文化大革命、天安門事件等、数千万人以上の人々を虐殺、弾圧してきた武装組織である。その血にまみれた軍隊の野戦軍司令官ですと言ったのが小沢一郎である。
 小沢は12月10日、643名の朝貢訪中団(民主党議員143名)を率いて北京で胡錦涛に従属を誓った後、12月11日、次の訪問先のソウルで、「在日韓国人ら外国人地方参政権を現実化させる」と約束した。
 さらに韓国民に「韓半島南部の地域権力者が海を渡って来て今の奈良県に政権を樹立した」と皇室、天皇朝鮮人論を公言した。「これを勉調すれば日本に帰れないから、これ以上強く話すことはできない」と笑い、そればかりか、「特に日本人はですね、島国で長い歴史の中で平和な生活をしておりましたので、自立心に欠けるんですね。自分で勉強し自分で判断し、自分で責任を負う。こういう自立心が最も足りない国民なんです」と、日本国民を酷評した。小沢は本当に日本人だろうか? 

豪腕とは程遠い 一兵卒、逃げ足の早い雑兵、足軽だ 
 中国共産党の主席で共産党中央軍事委員会主席に向かって自らを「人民解放軍の野戦軍司令官」と申告したことは、胡錦涛の指揮を受けて行動しますよと申し出たということである。このような力のあるもの強いものには抵抗せずいいなりになるような「長いものには卷かれろ」という卑屈な体質の持ち主が、主権国家である日本の国民を代表する地位に就く資格はない。

  小沢一郎は巷では「豪腕」という、おおよそ小沢一郎の体質と真逆な言葉で言い表されている。スネに傷があるから駐日米国大使のアマコストにいいように利用された。 中国の時代到来とみて中国に接近しようと動き出したら検察のでたらめな捜査で裁判沙汰になった。

 政治家としての志を遂げることができなかった。取り巻き連中は、小沢一郎は米国にハメられた、腐った検察にハメられたと泣き言うが、小沢一郎のような卑屈でひ弱な体質の人物であれば、米中露や北朝鮮などの国の指導者と互角に渡り合うことはできない。 
 胡錦涛も習近平も温家宝も巨額の蓄財をしてもビクともしない。プーチンは敵対す人物を“消す”ことを厭わない。クリントン元大統領は中国から巨額の賄賂をもらったがうまく米国民のそらすことができた。妻のヒラリーも中国系企業から多額の金を提供されていたが、平然としている。北朝鮮の若造金正恩は邪魔な人物をいとも簡単に粛清する。
 これらの国と日本は国情が違うが、たかが数億円の蓄財で裁判沙汰になるのは政治家としてスキが多いからだ。しかも裁判は皆、無罪ではないか。これでは他国の諜報活動から我が身を守ることはできない。外国の政治家と渡り合うには清濁あわせ持つような人物でないと務まらない。裁判沙汰で政治家業を棒に振った(?)のは身から出た大錆だ。上には媚諂い、下には威張り散らす、豪腕などとは無縁、ひ弱で卑屈な人物だ。
 だからこそ、小沢の下に集まった人物が、小沢を知れば知るほど愛想を尽かし去っていったのだろう。今は雑兵、足軽の小沢本人が逃げだし雲隠れをしている。


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