これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

青いリボンが嫌いな鳩山代表は、拉致解決に全力を尽くせ、「拉致被害者を救出する知事の会」要望書提出

2009-09-12 | 朝鮮半島

ブルーリボンをすぐはずした鳩山代表
 選挙戦において北朝鮮の拉致問題がほとんど争点にならなかった。民主党はマニフェスト政策各論「7外交」で「拉致問題はわが国に対する主権侵害かつ重大な人権侵害であり、国の責任において解決に全力を尽くす」と書いてあり、自民党の「国の責任において一日も早く被害者全員の救出を目指す」と違いがなかった。
 どの党が勝っても、北に対して国の責任で拉致被害者全員を救出する方針は変わらないというメッセージが送ルことが出来た。

 民主党の鳩山代表は6月18日、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表、横田早紀江前代表夫人、増元照明事務局長、支援組織・救う会の代表らと約30分間面会してた際、「政治が機能していない。解決に長い時間がかかっていることを申し訳ないと思う。政権交代の後、体を張って解決に努力したいと考えている。精いっぱいの努力を約束する」と決意を表明した。 
  工作船から回収されたバッジ
     
 麻生首相は、首相就任直後に拉致家族と面会したが、その後ずっと背広の胸にブルーリボンバッジを着けている。横田早紀江さんが鳩山代表の胸に、被害者救出のシンボルであるブルーリボンバッジを着けた。会談後、代表は胸のリボンをすぐはずしたようだ。
 鳩山代表はこのバッジが嫌い?
  
 鳩山代表は、民主党の初代拉致問題対策本部長に就任していた当時はブルーリボンバッジを着けていたが、その後、本部長を離任してから着けなくなった。
  2001年12月22日 九州南西海域における工作船(前部)


      工作船(後部)


  工作船から回収された
    日本製「赤飯」の缶詰と日本製のボンベ

  回収されたポケットコンピュター、時計、トランジスターラジオなど多数、見物していた人が”日本が工作をやらせているよなものだ”と言っていた。まったく同感。    
 工作船から回収された
    水中スクーター、スーツ                                



 民主党の拉致問題対策本部(中井洽本部長)はすでに昨年12月、北朝鮮に対する全面制裁案をまとめている。日本人・在日朝鮮人の北朝鮮への渡航全面禁止、輸出全面禁止、チャーター便の入港禁止、送金全面禁止、朝鮮総連関連施設への課税適正化などを行うもので「ヒト、モノ、カネ」の11項目と、「その他」3項目の措置だ。
 しかし同本部総会の席で、ある参議院議員が「北朝鮮を刺激しないためにいまは何もしない方がよい」と反対論を述べた。
 そして、この追加制裁案は、今年4月のミサイル発射、5月の核実験を経たあとも、民主党の政策を決める党外交・防衛部門会議において正式決定されなかった。

 家族会の増元事務局長が「民主党内に北朝鮮を刺激してはならないという議員がいることを心配している」と問題提起したことを受け、鳩山代表は「確かにそのような人が党内にいる。しかし少数であり、私が責任を持ってそのような人たちを拉致問題に関係する地位にはつけません。北朝鮮を動かすためには圧力が必要です」と言い切った。
 この約束が本当に守られるかどうか見守っていきたい。

「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」、鳩山代表宛に
 拉致問題解決を求める要望書を提出


 9月10日、「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」は、「拉致問題の早期解決を求める要望書」を中井洽・民主党拉致問題対策本部本部長に面会して手渡した。
 知事の会からは、会長代行の泉田裕彦・新潟県知事を初め、上田清司・埼玉県知事、加戸守行・愛媛県知事、高橋はるみ・北海道知事らが参加。特定失踪者を含む拉致被害者全員の安全確保と即時帰国及び専任の拉致問題担当大臣設置を要望した。

 要望書の全文は以下の通り。

■拉致問題の早期解決に関する要望書
       民主党代表 鳩山 由紀夫 様
     平成21年9月10日
    北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長
             東京都知事 石原 慎太郎

 拉致問題の早期解決について 北朝鮮は、国のトップが日本人拉致の事実を認め、昨年の日朝実務者協議では、「生存者を発見し帰国させるための再調査の実施」について合意したにも係らず、何ら対応することなく今日に至っています。
 このような状況下、民主党政権が発足することになります。新政権におかれては、拉致問題の早期解決に全力で取り組むという断固たる姿勢、決意を明確に示していただきたいと思います。
 そのため、我々「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」は、
下記のとおり要望いたします。
               記
1 北朝鮮に対して、特定失踪者を含む拉致被害者全員の安全を確保し、直ちに帰国させることを強く求めること。
2 北朝鮮による拉致問題の解決に向けた断固たる姿勢を国家として示すため、専任の拉致問題担当大臣を設置すること。
                      以上 

(参考)
「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」
  設立年月日:平成20年11月27日
  組織会長:  石原慎太郎 東京都知事
  会長代行:  泉田裕彦 新潟県知事
  発起人  :  石原慎太郎 東京都知事      
          泉田裕彦 新潟県知事
          上田清司 埼玉県知事  
          堂本暁子 千葉県知事       
          平井伸治 鳥取県知事
  会員:      46都道府県知事が加入
  事務局 : 新潟県知事政策局国際課拉致問題調整室 
            (電話:025-280-5766)


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