つなハピ

愛知県一宮市のNPO団体つなハピは『つながり合ってハッピーになろう』を合言葉に親子・教師・市民で楽しく活動しています!

2022.12.10プレつどい

2023-02-18 23:50:00 | 日記
報告が遅くなってしまいましたが、昨年の12月11日にプレつどいを開催しました。

今回のプレつどいは、鬼頭さんの体験授業です。スペシャルです!

テーマ
「子どもと一緒に楽しむ授業」
算数と理科

参加者は28名(大人16名・小人12名)でした。
大人の方がリアクションが大きい?!くらい、子どもも大人も一緒に楽しみました。
一部、紹介します。

最初は…コレです。


「ひみつを3つ見つけよう!」
いかがですか?


私は(えぇ〜ひみつって?!)と慌てて、思考を柔らかくして!と紙とにらめっこしましたが、出てきませんでした…苦笑

・1の位が9、8、7と下がっていく
・10の位が1、2、3と上がっていく
・10の位+1の位=全部9になる
・18と84、27と72、逆になっている
・18の8と27の2:斜めに足すと10になる
…などなど、3つどころかどんどん出てきました。

次はインド式の計算です。
インド式の計算方法を教えてもらうと、感嘆の声が上がります。
インド式は筆算の原型であり、筆算は人類の知恵の結晶だと。

教科書に載っていない計算方法もやって、算数(数学)の文化を辿っていくと、自分のやっている勉強が一番合理的なやり方なのだと納得できました。

私は、目から鱗でした。
ただの筆算が、昔から連綿と続いてきた学問の一端に見えてくるなんて、スゴイ!の一言です。


理科は「電気を通すもの」の実験の授業です。

このような手順で進めました。
①まず自分で予想を立てる
②理由も考える
③周りの意見も聴いてみる
④再度、考えてみる
⑤実験
⑥まとめ

鬼頭さんが大事にしていることは…
・間違えてもいい、間違えるのは当然
・自分で考えたことを言ってみよう
・友だちの意見を聴いてみよう
・実際にやること(実験)が大事
・やっていくうちに見えてくることがある
・だんだんわかってくる

これらを意識して、こんなにたくさん実験しました!


音が鳴る(電気を通す)か鳴らないかで、一喜一憂、大盛り上がりです!

金色の折り紙は電気を通すか?
銀色の折り紙は?
更には大判まで出てきました!

不正解だとすごく落ち込む娘が、間違っても大丈夫!という雰囲気があるので、自分の考えで堂々とプリントに書き込んでいました。
この空気感が尊いですね。

私は、半分くらいの正解率でした…笑
知らないことを知っていく、学生気分で楽しみました。


電気を通すものと通さないものの実験を重ねていくと、共通点を見つけたり、意外な理由があって発見があったり、実験しながら、自然に考えていきますね。
子どもが楽しみながら思考する様子を見ることができました。

うちの娘は名古屋市科学館が大好きで、「今日は科学館にいるみたいだった!」と感想を伝えてくれました。

鬼頭さん、体験授業という貴重な機会をありがとうございました!!

こんなに奥深く面白い授業をしてきた鬼頭さんの講演、いよいよ明日です!
ぜひつどいにご参加ください(^^)

おまけ

トトロのお土産付きでした!
さすが鬼頭さんです。




対談について

2023-02-18 22:30:00 | 日記
鬼頭さんの講演の前に、教師による対談が20分あります。

テーマは
「学校現場からの報告ー小学校英語の今ー」
です。

今、小学校でどのように英語教育が行われているのか、ご存じですか?

英語専科で3〜6年の全クラスを担当している教師と、小学4年生の担任をしている教師(英語免許あり)の2人で、小学校英語について話します。

小学校3〜4年生は英語活動です(週1)。
小学校5〜6年生は教科英語です(週2)。
教科英語ということは成績がつきます。

小学校で英語嫌いが出てきて深刻なのに、教科化がそれに拍車をかけている状況なのです。
成績をつけるにはテストがわかりやすい。
しかし、テストをやると「これは成績に入りますか?」と気にして、余計に英語嫌いが進むそうです。
また、英語塾に通っている子と通っていない子の理解の格差が大きいです。

小学校で教科として英語をやることになり、英語が得意でない担任の先生に教えてもらうクラスの子たちは?そこでも差が出るのでは?という疑問も出てきます。

日本は日常で海外とのつながりがあまり感じられない空気感があり、子どもたちが興味を持って英語をやってみようかな〜という感じになりにくいそうです。

…などなど、少し話を聞いただけでも、疑問点や問題点がポロポロ出てきます。

20分という短い時間ですが、教師からの生の声を皆さん、聞いてください!
英語教育の現実を少しでも知ってください!
そのことが、子どもたちの教育環境を変える一歩となると思います。

対談も楽しみにしていてくださいね(^^)


準備したパンフレットです!


鬼頭さんの著書『つなげる・つながる』

2023-02-18 18:05:00 | 日記
鬼頭さんの著書
『つなげる・つながるー子ども理解と教育実践ー』



つどいのチラシの裏面に、この本から引用させてもらった文章を載せています。



毎回、つどいチラシの裏に講師の方の著書から引用させてもらった文章を載せています。
それを読んで話を聞いてみたい!と思ってもらえるように、選んでいます。

今回もイチオシ!の文章が多く、とても悩みました。

【個性を大切にする】
⇒子どもたちの持っている、これらの権利を保障することだととらえてはどうだろうか。

…という子どもに寄り添う考え方であり、鬼頭さんの教育、視点をよく表している部分だと思い、今回はこの部分を転載しました。

講演を聞いて、さらに著書も読んでいただけると、お話が深まると思います。


「つなハピ」は「つながりあってハッピーになろう」を合言葉に活動しています。

私は、皆さんとご縁ができて、素敵なことにつながっていくな〜と実感することは多くても、「つなげる」という意思は持っていなかったです。何となくよさそうと感覚で選んでいたこと(直感は大事です!)について、その意思をしっかり持つことで、理由が明確になり、物事を多面的に捉えていけるかも…と思ったりしました。

本を読んで、色々と考えました!


鬼頭さんの著書割引で、明日は1,400円で購入できます。
さらに、サインも入れてもらえますよ!

ぜひぜひ、どうぞ(^^)



つどい実行委員会

2023-02-17 10:30:00 | 日記
2/11㈯に第3回つどい実行委員会がありました。



11月から始動して3回目の実行委員会、昨年の3回分もあわせると、計6回の実行委員会で、話し合いを進めてきました。

最終準備としてパンフレットの準備、係担当の確認をしました。
そして、今後のつどいをどうしていきたいのかについて話し合いました。つなハピやつどいの在り方について、それぞれの意見を共有することができて、つどい前に充実した時間となりました。


本日の中日新聞の尾張版の催し欄につどいのことを掲載していただきました!


中日新聞さん、ご協力ありがとうございました!

明日は鬼頭さんの著書とプレつどいの様子、対談について、更新します。



会場へのアクセス

2023-02-16 17:40:00 | 日記
つどい会場は
一宮地域文化広場の有隣会館です。

〠491-0002
一宮市時之島玉振1番地1
📞0586-51-2180

【車でお越しの方】
駐車場はこちらのようになっています。




【バスでお越しの方】
一宮駅バスターミナル4番乗り場から

・大山町経由 江南駅行き
  ⇒金比羅前下車 徒歩7分
・春明経由 江南駅行き
  ⇒春明下車 徒歩5分



只今、有隣会館はトイレの改修工事を行っているので、館内の経路が通常と異なっております。
(トイレは隣接するプラネタリウム館を使用します)

案内係がいます。
わからないことがありましたら、お尋ねください。

皆様、お気をつけて、お越しくださいね(^^)