つなハピ

愛知県一宮市のNPO団体つなハピは『つながり合ってハッピーになろう』を合言葉に親子・教師・市民で楽しく活動しています!

つどいを中止します

2022-01-25 21:38:10 | 日記
2月20日に開催を予定していました「一宮子どもと教育を語るつどい」を、中止することにしました。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、安心して運営できず、参加者の安全を確保できかねることから、中止を決定致しました。

ご予定していただいた皆様には、大変申し訳なかったです。

つどいの企画・準備を進め、皆様とご一緒できる日を楽しみにしていたので、とても残念です。
事態が収束し、また企画できることを願っています。
今後とも、つなハピの活動に、ご支援・ご参加をお願い申し上げます!




鬼頭先生の手作りあそび工作☆

2022-01-16 07:00:00 | 日記
1/8㈯の第3回つどい実行委員会に、鬼頭さんが来てくれました!

なんと!
鬼頭さんの手作りあそび工作を体験させてもらいました。


子ども6名、大人16名の計22名が参加しました。
江南市の先生方が初参加。
新しい出会いの場になって、よかったです。


↑制作過程を写真で紹介
トトロ、トトロ、トトロ…笑

鬼頭さんがトトロの体を作ってきてくれたので、目と体の模様を入れるところからスタートです。

どんな目にするのか、どの配置にするのか、皆さん真剣です!
まさに、十人十色などんぐりトトロができあがりました。







ワクワクするって、とても素敵なことですね。

今、学校では、“喜怒哀楽”の「楽」が圧倒的に少ない?体や心をそのまんま動かすのは「楽」の感情では?頭で考える「〜した方がいい」ではなく、「〜したい」と思って動ける自由度がないと、意欲は育っていかないような…私はそんなことを考えたりしました。

以前、鬼頭さんの実技実践講座に参加した時の記事です。
この時も「楽しい!」は大事だと実感していました。
2019年8月、愛知県で開催された日本生活教育連盟(日生連)第71回夏季全国研究集会です。
  ↓


工作が終わったあとは、学び合いの時間です。
今回は、鬼頭さんも参加してくれました。ひとりずつ、近況や子どものことを話していきます。最後に、鬼頭さんからお話してもらいました。

鬼頭さんは小学1年生を担任することが多かったそうです。
受け持った子どもたちの卒業式に行くと、子どもは「よく遊んだね〜楽しかった!」、親御さんは「たくさん遊んでもらえましたから」と笑顔で話してくれたそうです。

「学校が楽しかった!」なんて、ホントに素敵な財産ですよね。

エネルギーがたくさんある子は、学校の中でその分抑えられて、自分を発揮できず、不登校になったり…。

あるお子さんは、勉強は嫌いだけど、鬼頭さんお手製の計算プリントはやる!そうです。
(きっと、おもしろいから!)


↑『つなげる・つながるー子ども理解と教育実践』p111から


「学校での息苦しさ、生きづらさ、もう少し何とかならないのかなぁ」と、鬼頭さんはこぼしました。

「子どもは言えないけど、何かを感じている。よほど丁寧にひとりひとり見ないと、子どもの願いはわからない。でも、先生ひとりで35人の子どもを見きれない」と続けます。

その現状もふまえて、
現在、大学の講義で90分を15回。
結構、大変だとおっしゃっていました
でも、嬉しそうに見えました(^_^)

教育者としての喜びはなんだろう?と、
色々なことを振り返る機会になって、よかったそうです。

講演では、どんなエピソードが聞けるでしょうか。楽しみです。

鬼頭さん、どうもありがとうございました!


一宮子どもと教育を語るつどい

2022-01-15 07:00:00 | 日記
ここで改めて「一宮子どもと教育を語るつどい(通称つどい)」について、説明させてください。



このつどいは、一宮市教職員労働組合の先生方が始められた集会で、現在はつなハピが引き継いで開催し、今年で32回目となります!
32回です。すごい。
(つなハピは2007年発足、つなハピ主催では15回目です)

講演会の他には、現場教師の実践報告やリレートークなどをしています。
2019年と2020年には、高校生の会員に加わってもらい、教師・親・子のミニ座談会をしました。
色々な立場の人がいるつなハピならではの企画です。
子どもたちがけん玉の技や工作の発表をした年もあり、様々な面から、子どもたちや教育のことを考えようという集会です。


昨年のつどいの開会挨拶で、
つなハピ1年目、実はつどいの名前は長いな〜なんて思ったりしていました。しかし、毎年参加していくうちに年1回、時間を作って、つなハピ会員だけでなく、市民の皆さんと集まって、子どもと教育について考える時間を共有すること、この事自体にも価値があると実感しています」
と話しました。
一宮で子どもと教育を語るつどいなので、名前の通りなんです!
(今は長いと思っていません…笑)

感染予防対策にご協力いただいて、ご参加ください。


昨年の講師は土佐いく子さんでした。
昨年の様子を取材してくださった市議会議員の高橋一さんと一宮市市民活動支援センターの宇佐美さんの記事を紹介します。

つどいの温かい雰囲気を感じていただけたら、嬉しいです。


素敵な記事をありがとうございました。



『つなげる・つながるー子ども理解と教育実践ー』

2022-01-14 07:00:00 | 日記
鬼頭さんの著書『つなげる・つながるー子ども理解と教育実践ー』は2021年3月に出版されました。


鬼頭さんの教育実践をピッタリ表現しているタイトルなので、講演のテーマに使わせてもらいました。

竹沢清さん(2020年つどいの講師)が、この本の解説を書かれています。
鬼頭さんの実践についてわかりやすく書かれているので、いくつか引用します。

〜〜〜〜〜〜〜
・「問題行動」を直接なくすのではなく、「問題行動」の中に潜む、その子の本当の願いを読み解くーそれが私たちの専門性の根幹。子ども理解から出発する鬼頭実践の原型が、ここに鮮やかに示されている。
(p222から引用)

・この本の中に、学級通信や手作りあそび工作が資料のように載っている。しかし、単なる資料集ではない。実践の中で、有効に活かされているものだ。
手作りあそび工作そのものを教えるのではない。その子が「内面から求めるものとして」、手作りあそび工作と「出会わせる」のだ。
(p223から引用)

・学級通信もまた、鬼頭実践に欠くことができない位置を占める。
子どもたちの言動を、すくいあげるようにして意味づけ、記して、子どもたちに返していく。それが、学級集団づくりに生かされる。書き言葉であるから、繰り返し読まれて、子どもたちの心に残っていく。
そして、その通信は、親や同僚に渡ることで、大人が、この子らを「変革の可能性においてとらえる」眼を共有し、ゆたかにしていく。
(p224から引用)
〜〜〜〜〜〜〜

つどい当日には、1,650円のところ、著書割引で1,400円で販売します。鬼頭さんにサインをしてもらえますよ。

ぜひ読んでみてください!(^_^)

2022つどい 講演のテーマ

2022-01-13 08:30:00 | 日記
今年の講演のテーマ
【つなげる・つながる
  ー子どもたちに希望と自信をー】



新型コロナウィルスの感染が広がり、ソーシャルディスタンスという単語が当たり前になり、生活は様変わりしました。
物理的な距離と心理的な距離はイコールでないにしても集団の中で学び合う子どもたちにとって、大打撃です。

学ぶ喜びを置き忘れてきたかのような詰め込みの学習、SNSも絡みこんだ子ども同士の関係の複雑さ、学校・集団になじめない子、家庭の貧困などなど、ただでさえ、生きづらさを抱えているのに、それらに加えて、コロナ禍による制限の数々。
あちらこちらに、息苦しさがあります。

このご時世に、鬼頭さんをお呼びして講演を行う理由は?
鬼頭さんの「つなげる・つながる」のお話を皆さんに聞いてもらいたいからです!

子どもたち同士を、子と先生を、子と親と、学級と保護者の方を、そして…子ども自身と希望を〈つなげる〉ために、鬼頭さんはどんな教育を実践されてきたのか。
〈つながる〉ことで、子どもが自信を持ち、生き生きと学びを広め深めていく姿、そのお話の中に、子どもと元気で生きていくためのヒントがあるはずです。

今年も、皆さんと一緒に考える機会を持ちたいです。
ぜひ、つどいにご参加ください。
お待ちしております!