猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

天体ショー観測に失敗も有意義であった

2022-03-29 06:15:46 | 趣味・興味

421、時間に余裕があるのでタバコを吸いながら衣服を整える。分厚いズボンが行方不明である。帯も消えた。まあ、つばさのリードなのだが。つばさは何も知らず、竹ハウスに戻ってしまった。一旦タバコを消し、家中を捜索する。暖房を強める。本当にどこにもない。探しながらヨガ・コレクション・衣裳部屋からフリースと首巻を、部屋干し部屋からダウンジャケットを用意する。帯は予備のリード(あと三本ある)を使った。これをしないとズボンがずり落ちるし、気合が入らないのである。

431、まだ余裕はある。コーヒーを淹れ、タバコである。窓から外を見る。少し明るいか。持ち物は懐中電灯、スマホ、タバコセット、コーヒー、50倍の双眼鏡である。もちろん老眼鏡も必要である。家の中を歩き回って装備品をかき集めたことで、完全に目が覚めた。早速、帯がずれる。腰の一番細い所で、最大限に締め直す。腹巻の位置も整える。この下書きのセーブも忘れておらず、冷静さは失っていない。上半身だけとんでもない厚着になるが、やはり裸足に藁草履である。携帯灰皿に気付く。持っていかねば。スマホのコンパスを起動し、方角を再確認する。これは事前にしておくべきだった。窓から東南東を見る。見えない。山が邪魔なのか。雲か。ここからがベストなのではと一瞬頭をよぎる。しかし、風情がない。国立天文台で五時の状況を見る。月まで登ってくる。これは凄い。

441、とある適地に向かおうとして、事件発生。スマホの充電が3%。446、充電開始。スマホの充電器がおかしい。タブレットの充電器を流用。予備電源を探す。すぐ見つかる。これの充電を怠っていた。タブレットで予備電源が生きている事を確認。これとスマホを繋いで、念のため、タブレットも持って450に適地へ向かう。大変な重装備になったので、入浴時に用いているトートバックを使う。文書セーブ。急遽、タバコを電子タバコに切り替える。六万五千円もしたダウンジャケットに穴を開ける訳にはいかない。雲が多いのでは、とグーグル天気を見る。曇りであった。しかし、雲は切れるものである。運試しである。

525、空が完全に白み始めた。527、諦めて部屋に戻る。暖房を消す。カーテンを全開。装備品を明朝、すぐ使えるようにまとめ直す。ラジオをつける。琴の音色か。結論から言うと曇っていたため全く観測できなかった。写真も撮れずだった。

だが、収穫はあった。最大のチャンスは昨日と今日であったが、まだチャンスはある。月は見えないものの、午前五時で見ると、まだまだ三惑星が同時に見える。日の出が早くなるに従い、徐々に午前五時での観測が厳しくなっていき、午前四時、あるいは四時半の観測が必要になってくるが、惑星たちの高度が下がっていき、山が邪魔で車で出かけないと見えないだろう。そこまでするつもりはないので、あくまで自分の庭先での観測に拘る。まあ、庭先にも拘らず、実はメイン部屋から観測するのが一番条件が良いようだが。手軽さを取るか、雰囲気を取るか、である。

庭先で行うと良い点もある。まず、朝の空気が清々しい。ボトムスはふざけた状態であるがトップスはヒマラヤ装備である。上半身は全く寒くなく、暖かいくらいで、運動すると暑くなるだろう。登山するならマイナス20度でも大丈夫、というのもあながち嘘ではなさそうである。これは購入時の店員の触れ込みであった。もちろん、インナーにはちゃんとした物を用意しないと発汗による吸熱が起き、休憩時に危険がある。ちなみに第二アウターのフリースは三万五千円もした。金はあるけど時間がない、という昔の話だが、高級品だけあってまだまだ実用に耐える。インナーは上下で一万円くらいだったが、2セット購入した。今のユニクロでの値段を考えると頭がクラクラしてくる。二十年前の品物だが、やはりこちらも現役である。高級品は造りが違う。

雲を恨めしく思っていると自然に体が動き始める。天地礼拝である。藁草履が最適である。かなり上手になってきた。どうにか人に見せても恥ずかしくはないレベルにはなったが、インストのレベルには当然、遥かに及ばない。タバコは一本だけ。コーヒーは飲み干した。スマホのコンパスは癖が強く、少し使うのにコツが必要だった。磁場のおかしい地点がある。おそらく下水道の配管。これから予備電源の充電などを行いたい。投稿し、朝の神社へ向かおう。



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