多分、2014年頃。
当時、私は異常なまでに忙しかった。
母親の介護(入院中の母の昼と夜の食事介助と付き添い)
愛犬の介護、主婦としての家事。実家の兄の身の回りの世話。
ある日、必要なものがあって市内中心部のデパートに行き、
帰りを急いでいた時の事。
信号待ちで、少し離れた場所に白杖を手にした70代半ば?の女性がいて
雰囲気で誰かを探しているような感じがした。
いつもの私ならば、すぐにでも駆け寄り声をかけるのだけど
そうしてる時間も全くない。
兎に角急いで帰らなければ、いろんなことが間に合わない。
気になる。でも、声をかけることができない。
これだけたくさんの人がいるのだから、一人ぐらい私みたいな人がいるよね?
それに、この方は「誰か、助けてください」と言ってるわけじゃない。
私の勘違いかもしれない。
信号が変わった。
後ろ髪を引かれる思いとは、こんな感じ?
その時「どうかされましたか?」声をかける女性の声がした。
あぁ、よかった・・・。
誰かが助けてくれたこと。
私がスムーズに急いで帰ることができること。
安堵した。
早歩きで、市内電車の電停に向かう。
夕方の早い時間にしては、電停は混雑し私の乗る6番の電車は
なかなか来ないようだ。焦る私。タクシーにすれば良かったかな・・・
すると突然、後ろの方から「あの、すみません。」と女性が私に声を掛けてきた。
「はい?」振り返ると・・・
先ほどの白杖を手にした女性と
多分、声を掛けていた女性が立っている!!
その女性が言う、
「こちらの方が○○町まで行かれたいそうなのでお願いします。」
「え・・・・?」
この電停には、こんなにたくさんの人たちがいるのに
「私、なのね?」「選ばれる、のね?」
「はい、分かりました。」
「あの・・・急いでいるので、ちょっとできません。」なんて言えない。
いや、言っても問題ないのだろう。
私が駄目なら、他の人に声をかけ直すだろう。
でも、選ばれたのだから・・・
私はその方と次に来た電車に乗り、満員の車内で
立っていては危ないので、「ゆずりあいの席」に座っている
若い元気そうなひとに席を譲ってもらえるよう声をかけ座ってもらい。
小銭をお持ちでないので、車内の両替機で両替して渡した。
電停についてからは、運転手さんに声をかけ
足元に注意するように降車の手助けをした。
その女性は、言い方は悪いけれど
あまり、有難うと思われていない感じで去って行った・・・
感謝しまくられたい気はないけれど
心がかすかに寂しいのは何故かしら・・・
その後、ちょっとよく覚えていないが、
その電車では帰れないので、数個先の電停で
乗り替えて帰宅したように思う。
結局は時間に追われて気持ちも追われてバタバタすることになった。
でも、無事に一日を終えた。
【三輪車編】【盲導犬編】【事故目撃編】
とインパクトが強く記憶に残っていることを書いてきましたが、
他にも、ほぼ日常的に「ええっ?!」と言うことが
よく起こります。
そして、気付いたこと。
私は、そういう運命のひと。だということ。
度々出くわすということはそういう事だと思う。
ならば、これからも受けて立とうじゃないの~。
まかせんさい~(笑)
当時、私は異常なまでに忙しかった。
母親の介護(入院中の母の昼と夜の食事介助と付き添い)
愛犬の介護、主婦としての家事。実家の兄の身の回りの世話。
ある日、必要なものがあって市内中心部のデパートに行き、
帰りを急いでいた時の事。
信号待ちで、少し離れた場所に白杖を手にした70代半ば?の女性がいて
雰囲気で誰かを探しているような感じがした。
いつもの私ならば、すぐにでも駆け寄り声をかけるのだけど
そうしてる時間も全くない。
兎に角急いで帰らなければ、いろんなことが間に合わない。
気になる。でも、声をかけることができない。
これだけたくさんの人がいるのだから、一人ぐらい私みたいな人がいるよね?
それに、この方は「誰か、助けてください」と言ってるわけじゃない。
私の勘違いかもしれない。
信号が変わった。
後ろ髪を引かれる思いとは、こんな感じ?
その時「どうかされましたか?」声をかける女性の声がした。
あぁ、よかった・・・。
誰かが助けてくれたこと。
私がスムーズに急いで帰ることができること。
安堵した。
早歩きで、市内電車の電停に向かう。
夕方の早い時間にしては、電停は混雑し私の乗る6番の電車は
なかなか来ないようだ。焦る私。タクシーにすれば良かったかな・・・
すると突然、後ろの方から「あの、すみません。」と女性が私に声を掛けてきた。
「はい?」振り返ると・・・
先ほどの白杖を手にした女性と
多分、声を掛けていた女性が立っている!!
その女性が言う、
「こちらの方が○○町まで行かれたいそうなのでお願いします。」
「え・・・・?」
この電停には、こんなにたくさんの人たちがいるのに
「私、なのね?」「選ばれる、のね?」
「はい、分かりました。」
「あの・・・急いでいるので、ちょっとできません。」なんて言えない。
いや、言っても問題ないのだろう。
私が駄目なら、他の人に声をかけ直すだろう。
でも、選ばれたのだから・・・
私はその方と次に来た電車に乗り、満員の車内で
立っていては危ないので、「ゆずりあいの席」に座っている
若い元気そうなひとに席を譲ってもらえるよう声をかけ座ってもらい。
小銭をお持ちでないので、車内の両替機で両替して渡した。
電停についてからは、運転手さんに声をかけ
足元に注意するように降車の手助けをした。
その女性は、言い方は悪いけれど
あまり、有難うと思われていない感じで去って行った・・・
感謝しまくられたい気はないけれど
心がかすかに寂しいのは何故かしら・・・
その後、ちょっとよく覚えていないが、
その電車では帰れないので、数個先の電停で
乗り替えて帰宅したように思う。
結局は時間に追われて気持ちも追われてバタバタすることになった。
でも、無事に一日を終えた。
【三輪車編】【盲導犬編】【事故目撃編】
とインパクトが強く記憶に残っていることを書いてきましたが、
他にも、ほぼ日常的に「ええっ?!」と言うことが
よく起こります。
そして、気付いたこと。
私は、そういう運命のひと。だということ。
度々出くわすということはそういう事だと思う。
ならば、これからも受けて立とうじゃないの~。
まかせんさい~(笑)