まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

失う悲しみ

2023-04-11 22:10:25 | 日記
体調がイマイチだったので、今日はおとなしく、ダラダラ。
昼前にLINEが届く、
「りんちゃんがナナのところへ行きました。
とても頑張ってくれました」
哀しいお知らせだった。
りんちゃんはちいさなプードルで15歳だった。
数年前から心臓が悪くてそれでも穏やかな日々を過ごしていた。
LINEだけで言葉を返すのは切なくて彼女が心配で電話をした。
彼女は30年前、私がドラッグストアで働いているときに
お客さんとして知り合い、「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と慕ってくれた。

当時、彼女は不妊治療をしていた。
辛い治療も頑張っていた。
だけど、コウノトリは来ず・・・

彼女も私もだけれど、子供がいない。
子供がいない夫婦の飼う動物は家族以上の家族となってしまう。
人間よりも寿命が短いと頭でわかっていても・・・
失う哀しみは大きい。

とても久しぶりだったので2時間近く話しただろうか。
電話を切るときに、

「あ、ユキエちゃん、言い忘れたけど
さっきね、りんちゃん此処にきてたよ。
ナナもラブもトムもココも一緒に。
りんちゃんに「あんたは四十九日過ぎてないからまだでしょ、
ママの傍にいなさい」って突っ込まれてたよー
でもね、私にママに伝えてって伝言預かったよ。
一緒に暮らせて幸せだったよ、もう咳も出ないし息も苦しくないよ
元気に走ることもできるのよ。だから、心配しないで。安心してねって。
大好きだよ。ありがとう!だって。」って話したら

泣きながら笑ってた。。。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 兄の手 | トップ | 世の中は温かい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿