【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
身近な疑問の解説と役立つ情報の提供をさせていただきます。

公的年金の支払者の氏名・名称(厚生労働省か?日本年金機構か?)

2012-03-06 18:00:00 | 所得税の確定申告
所得税の確定申告書の第二表、「所得の内訳(源泉徴収税額)」に公的年金に関する事項を記入しなければなりません。この場合の支払者の氏名・名称をどのように記載するかについて悩む人が多いです。

源泉徴収票には次のように記載されています。

支払者
東京都千代田区霞が関1丁目2番2号
官署支出官 厚生労働省年金局事業企画課長

さらに、源泉徴収票のハガキの表(オモテ)には次のように記載されています。

(差出人)
日本年金機構
東京都杉並区高井戸西3-5-24
お問い合わせは「ねんきんダイヤル」へ!
(ナビダイヤル)0570-05-1165

支払者はあくまでも厚生労働省ですので、「厚生労働省・・・」と記載するのが正しいようです。しかし、「日本年金機構・・・」と記載しても致命的なミスではないと思います。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

★税務署は数字を重視!
税務署はあくまでも数字を重視します。当然のことです。ですから、申告書の文字部分で税額に影響のないミスがあったとしても問題とはしないのです。「厚生労働省」であれ「日本年金機構」であれ、税額は同じです。

★日本年金機構とは?
http://www.nenkin.go.jp/