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青函特集その3 生まれ変わる津軽今別駅を訪れる

2015-07-23 18:20:53 |  旅 行

青森で1泊した翌日は海峡線唯一の中間駅である津軽今別へ参りました。

まずは普通列車で蟹田まで行きます。途中、2回ほどEH800形とすれ違いました。

蟹田には津軽線のキハ40が待機中。

津軽二股からのアプローチも検討したのですがダイヤが合わず断念しました。

蟹田から海峡線の白鳥93号に乗り換えます。特例区間なので乗車券だけで乗車できます。

485系もいよいよ終焉ですね。対向列車のスーパー白鳥も入線してきました。

新中小国信号場を過ぎると津軽線と分岐し、北海道新幹線の高架橋が近づいてきます。

津軽線・海峡線・北海道新幹線の3路線が交わる地点です。

北海道新幹線の線路と合流後は3線軌のデュアルゲージになります。残念ながら合流部はスノーシェルターで覆われているため撮影が困難でした。シェルターが完成する前に訪問すればよかったです…

駅構内は新幹線ホームと在来線ホームに分離されるため再びシェルターを通ります。

徐々に減速し始めて保線車両が見えてきたら駅はすぐそこです。

到着しました。奥津軽いまべつ駅はかなり完成しています。

帰りの列車まで2時間以上あるのでのんびりしましょう。左下にあるのは津軽線の津軽二股

駅名表はシールだらけです。昨年には竜飛海底・吉岡海底・知内の3駅が廃止されました。

津軽今別は道外にあるJR北海道の駅なのですが、JR北海道が運行する列車は全て通過するというややこしい駅です。この駅も奥津軽いまべつ駅の開業と共に姿を消すことになります。

また8月10日以降は当面の間、全列車が通過扱いとなるため利用客からすれば廃止も同然です。

ホームが撤去されてしまうため再び客扱いをする可能性は低いと思われます。

奥津軽いまべつ駅の外側に津軽今別駅があるため、青森方面のホームへ向かうためには新幹線の線路を渡る必要があります。開業前だからこそ見られる光景です。

梅雨明け前でしたがすでに夏日です。架線柱のブラケットが新幹線らしいです。

最近では姿を減らしつつある黄色いトゲトゲがあって地味に嬉しい。

奥津軽いまべつの構内はこんな感じです。真ん中の通過線は下り線用とのこと。

H5系が入線してるかなーと期待しましたが、残念ながらもぬけの殻でした。

ホームの下の作業用通路。

海峡線の上りホームへ上がってみました。仮設ホームなのですぐにでも撤去できそうです。

そしてホームの真上に碍子があることから分かるように、ホーム撤去後は待避線が敷かれます。

上りスーパー白鳥号

木古内方で合流する勾配線は保守基地へ向かう線路です。下り線側にもあります。

今度は下り貨物列車が通過していきました。

奥津軽いまべつ駅構内から津軽今別駅へ向かうスーパー白鳥を狙う

この日は工事関係者の方が下車するため、運転停車をしていました。

連絡階段を降りるとJR東日本の津軽二股駅があります。

奥の建物は道の駅で、暫く休止中でしたが今年になって営業再開したようです。

津軽二股と奥津軽いまべつを結ぶ連絡通路にて3つの駅名を捉えることが出来ました。

駅舎も完成していました。正面から見るとなかなかサマになっています。

訪問した日の翌週には見学会も開催されたそうです。

ロータリーの先はまだ造成中といったところ

津軽二股に隣接する道の駅半島プラザアスクル。観光バスも来ていました。

お昼に煮干しラーメンを食べましたがとても美味しかったですよ。

再び津軽今別のホームに戻ってリゾートあすなろ竜飛号を撮影。

 一見山中を走っているように見えますが、左手には保守基地が広がっています。

海峡線の下り本線に接続する連絡線はデュアルゲージのため、基地の手前に分離器があります。

さすがにスノーシェルターはありませんが転轍機は厳重に覆われていますね。

蟹田にいたキハ40がやってきました。あすなろより引きで撮るとこうなります。

そろそろ帰りの時間が近づいてきました。

最後に乗車する白鳥22号を撮影してから乗り込みます。

帰りの車内から救援車代用の50系が見えました。五稜郭の車両とは別車両のようです。

それにしても新幹線の駅とは思えないほど他人行儀な津軽二股と津軽今別(奥津軽いまべつ)。

北海道新幹線から津軽線に乗り換えて竜飛岬へ行くような需要も少なからずあると思うのですが、東としては津軽線を利用してくださいというスタンスなのかもしれません。あすなろ走ってますし。北はそこまで配慮する余裕がないのでしょう。

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