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宇都宮ライトレール線の工事区間を見てきた

2022-04-17 19:36:18 |  撮 影

昨年の夏、宇都宮に用事がありまして宇都宮ライトレールの工事進捗状況を見てきました。

E531系は黒磯-新白河運用の送り込みでしょうか?

今月のダイヤ改正で過去帳入りとなった205系。原型フェイスも首都圏では見納めです。

帯の退色具合が引退間近を現していますね。

日光線ホームには2020年に改修された綺麗な待合室がありました。

薄暗いホームとは対照的です。

このホームは番線表示やエスカレーターの案内表示などが明朝体で統一されています。

ただ番線数字の5だけは見やすさ重視なのかゴシック体ですね。

こちらは京葉線で活躍していた通称メルヘン顔の205系。

京葉線から引退した時は廃車かと思っていたので、異動の話を聞いた時は驚きました。

列車観察はこれくらいにして、改札を出てみます。

コンコースには宇都宮ライトレールの広告がずらっと並んでいます。

鬼怒川橋梁も俯瞰ですが見に行く予定です。

ロータリーはまだ工事が始まっている気配はありませんでした。

完成時にどうなっているか楽しみに撮っておきます。

さて、ここから一気にグリーンスタジアム付近まで移動しました。

この近辺はかなり工事が進んでおり、軌道の敷設はほぼ完了といったところです。

清原中央通りと平行するように軌道が敷かれています。踏切の設置はこれから?

グリーンスタジアム前駅は架線柱やプラットホームも出来上がっていました。

ホームは交差点で挟んだ2ヵ所にあり、千鳥配置となる構造をしています。

ポイント横のブロックは転換装置を収める箱でしょうか。

背の低いホームは外国のような雰囲気を感じますね。

一部はレールが未だ敷設されておらず、プレキャストコンクリートスラブの設置に留まっています。

この軌道は樹脂固定軌道と呼ばれ、宇都宮ライトレールではバラスト軌道と並び多数の区間で採用されています。

コンクリートスラブの溝に緩衝マットを設置、その上に各種レールを敷設し周囲に絶縁を兼ねた樹脂を流し込んで固定します。

その先はまだまだ整備中といったところ…

踏切から上り(宇都宮方面行)の駅構内を望む

中線と下り線を繋ぐ渡り線の部分はまだ未施工なのが良く分かります。

この軌道は併用軌道での使用が前提のため列車荷重と自動車荷重の両方に対応しているそうです。

今度は踏切の反対側、下り線側のホームを見てみます。

こちらも1面2線ですが渡り線のないシンプルな構成。

ポイントは左右で角度の異なる振り分け分岐器でしょうか?

上り線の架線ブラケットはまだ畳まれています。

歩道からホームが良く見えました。

腰掛や照明器具まで設置済みで完成度は90%くらいです。

信号機裏の南京錠。Gはないの?

架線柱の一部はなぜか片持ち式でした。斜材が長くなるため背も高めです。

複線用の片持ち式ってあまり見かけたことがありません…

樹脂固定軌道とバラスト軌道の境界

軌道内にはループコイル式の地上子も設置されています。

最後に飛山城史跡公園から鬼怒川橋梁を俯瞰しました。

総延長643m、最大高さ15mの立派な橋梁です。

開業が楽しみな宇都宮LRTでした。

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