梅小路機関車館にある有名な転車台です。
梅小路機関区時代から現役で今も蒸気機関車を回し続けています。
国鉄時代の転車台としては新しい設計の上路式3点支持型です。
3点支持なので桁端の車輪が常に接地しています。長さは20m級
ロック機構は上ノック式(レールの中心にある黄色い物が受け)。
このタイプの転車台にはモーターの他に圧縮空気を使用した補助動力があります。
ホースの下に写っている物がそれで、大友式牽引装置といいます。
先端の爪が円周軌条を掴み、シリンダーが伸縮して桁を動かす。またレールを掴んで…
これを繰り返してチマチマと進むことから尺取虫とも呼ばれてます。
操作室
キャットウォークで見えませんが、操作室の奥に回転用モーターがあります。
ロック用レバーは片側のみなので反対側へ繋がるリンクがありました。
この日は転車台を歩こうというイベントが開催される予定でしたが、
御覧のように雨あがりで危険なため中止になってしまいました。
スチーム号の運転終了後はSLの転向シーンを見ることが出来ます。
この日は8620形8630号機でした。
3点支持なので入線時に桁が傾きません。
バランスト型だとガタンと大きな音を立てます。
灰落とし、給水、給炭などの整備をして庫内に戻ります。
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