飯山から豊野へ出て、信越本線に乗り換えます。
新潟県との県境近くの黒姫駅に到着しました。
この転車台は枕木締結式のバランスト型上路式で、長さは18m級です。
ホームから眺めてみます。桁の周りにある骨組みが目を惹きますね。
転車台の手前には車止めが付けられているので、入線できなくなっています。
しかしヤグラの電線は残っているので稼働はするかも。
駅舎を出て右側の道を歩いていくと間近で見学できます。
転車台の先にも隠されるように線路が続いていました。
道路のすぐ脇から見えました。ピットの外周には用水路があります。
この舞台のような骨組みですが、冬季は豪雪地帯になるため木製の天板を載せてピット内に雪が積もるのを防いでいたそうです。
現在する転車台で骨組み付きのものは黒姫が唯一です。→武豊港もですね
製造銘板も確認できました。現川崎重工製です。
昭和44年かと思いましたが、川崎造船所の名称から明治44年と分かります。
主桁は腐食が激しく、穴の開いている部位も見受けられました。
梁には梯子も付いています。ロック機構は板スライド式でした。
北陸新幹線の開業後は、しなの鉄道が所有することになるでしょう
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