Tomixの小田急50000形VSEに室内灯を入れました。
実車は引退してしまいましたが、我が家では現役ですので夜間走行にも登板してもらいます。
通常品は途中でブランドマークが追加された位で、発売当初から大きな仕様変更はありません。
ラストラン仕様は第2編成が選定され、M13モーター化や窓ガラスの着色が薄くなるなどの変更がありましたので、通常品の次回生産時はリニュールとなるかもしれません。
私の所有するVSEは通常品にラストラン仕様の窓ガラスを組み合わせたオリジナルです。
通常品のガラスはグリーンの着色が濃すぎてずっと違和感がありましたので。
今回の記事のメインとなる室内灯は悩んだ挙句、純正品の0374/0378室内照明ユニットLC(電球色)を使用することにしました。純正品を買うのは10数年ぶりかもしれません。
昔はLEDを覆う部分が銀テープだった記憶がありますが、白テープの方が直下にも程よく光が回るので良いですね。導光板が盛大に反っているのは相変わらずでした。
今ではテープLEDを使用した室内灯も多種多様にありますが、純正の電球色は黄色味が薄く気に入っています。VSEは車体長も短いため導光板の光ムラも多少の改良でリカバリーできると判断しました。まずは導光板からはみ出ているLEDを引っ込めてみます。
基板のカシメをカットして導光板を外し、LEDの足をヤットコで少しだけ持ち上げます。
そしてLEDのツバをニッパでカットして基板と水平になるように曲げ直しました。
正面から見るとツバのカットが雑ですね…
この加工によりLEDのはみだしが減り、導光率も多少ながら上がっているはずです。
導光板には中川ケミカルのフォグラスC-718サンドホワイトAを貼りました。
また、先端側の断面にアルミテープを貼って連結面からの光漏れも無くしておきます。
基板と導光板は透明テープを巻いて固定しました。
遮光テープを貼るだけもで簡易的な固定にはなります。点灯具合はこんな感じ
暗闇での加工前後の比較をしてみました。座席パーツは外してあります。
加工後は導光板の溝ムラが軽減しているのが分かると思います。
肉眼だと照度も少しアップしているのですが、さすがに微妙な差過ぎて写真だと伝わりませんね。
ボディ透け対策のシートは粘着が弱くて剝がれやすいため、ひとまず外しました。
まあ座席パーツを付けてしまえば違いが殆ど分からないというオチなんですが。
足元の影が減っている点は何とか判別できました。
さて、純正室内灯を使う上で一番ネックになるのが先頭車の展望席。
後発のGSEは展望部のみ専用照明を組み込むことで解決していますがどうしたものか
乗務員扉の横に室内灯の台座があるので圧迫感があるのも気になります…
さすがにこのままでは物足りないので何とかしてみます。
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