VSEに室内灯を設置する工作の続きです。
折角室内灯を入れたのに、ロマンスカーの顔とも入れる展望席が真っ暗では興ざめです。
ここを照らすには天井に薄型のテープLEDなどを仕込む必要があるのですが、天井が窓上に迫っており真横や真正面からLEDが見えてしまいます。まずはここを何とかしてみます。
前面ガラスは上部の固定部をバッサリカットしてボディに接着することにしました。
ついでにiromizuのB-25ICを裏から貼ってスモーク調にしています。
ボディはテープLEDが入る幅に天井を切削し、運転席のガラスパーツが嵌る台座も合わせて薄くしました。見える部分を傷つけないように養生して慎重に作業を進めます。
表から見ると開口部は運転席のパーツで隠れるため分かりませんね。一安心、、
運転席パーツも内側を削ってテープLEDをより高い位置に貼れるようにしました。
続いて床下側の加工に入ります。
室内灯の接点は純正室内灯の先端側が載る位置に仕込みます。ここにスリット状の穴を2ヵ所開けて、KATOの室内灯用集電シューを加工した電極を設置しました。
裏からみるとこんな感じ、シャーシ側は銅板と接触するように少し立ち上げています。
室内灯はグランライトの切れ端(LED3列分)を並列に接続しました。
トミックスのVSEは座席が新宿方を向いた上り列車を再現していますが、旅情を感じられる下りの箱根湯本向きに仕立てることにしました。
そのため光源を座席の前側から照らせるように1号車はLEDの位置を反転させています。
集電スプリングを固定する金具は撤去し、短くカットしたスプリングを基板に半田漬け。
導光板はスプリングの周囲を床板の電極部に嵌るように現物合わせで削っています。
グランライトは白色を使用して色味調整用フィルターを貼りましたが、後で再調整する予定です。
グランライトに接続するポリウレタン線は天井側に透明テープで固定しています。
本来の室内灯の台座は不要になりましたので、ニッパで撤去してプラ板で埋めました。
ついでに展望席の一番後ろの席と乗降扉の間にあるカウンターを再現してみました。
参考用に実車1号車の扉付近の写真を載せます。
2023年に運転されたサイレントロマンスカーのツアーに参加した際、この展望席の一番後ろの席に乗車したため、カウンターの印象が強く残っています。
プラ板でそれっぽく作りました。茶色で塗装するので接着は後ほどに。
今回はここまで。次回は中間車を進めます。
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