母は、花の周りの育ちすぎる草を丁寧に抜いていました。 しかし
雑草をとらなくなっても、変わらずいたるところに顔を出すのです。
ツリフネソウは、手のかからない花でした。
一株のツリフネソウが30年近くこの庭に命をつないできたのです。
(私が植えたのではありませんが。)
母がいなくなって、ツリフネソウの群生場所を草刈するため、花数が減りました。
今では草を刈らない、サツキなどの根元や花壇や鉢の中に育っています。
昨年は、数株を植えてみました。
今年どんな広がりを見せてくれるのか楽しみにしています。
白花フジバカマ
この花はこぼれ種では増えません。
一株ですが1m位に成長し、倒れるほど大きくなります。
しばらく鉢で育て、ここに飢えて6~7年になります。
カリガネソウ
一株でも縦横に広がります。普通は紫の花だそうですが、これはピンクです。
八ヶ岳の野草園から買いました。
こんなに大きくなるとは思わず、丈の低い花を隣に置いていました。
隣の花に全く陽があたらず、危うく枯らすところでした。
白彼岸花
60年前に頂いた花です。ここに越してきて50年まだ咲いています。
10年ほど前、庭中にばらまいて植えたのは私です。
イノシシが嫌う花だというのも植えた理由です。
ユリ根はほとんど食べられました。
実は11月に飢えたチュウリップも、土から掘り出されかじられました。
少しは残ってくれたかしらと希望は捨てませんが、年々獣害はひどくなっているので
むなしい願いです。
四季咲きのバラも9月の庭の賑わいです。